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謹賀新年【番外編】 ページ6

今日は付き合って初めての年越しだ!

大晦日から煉獄さん宅にお呼ばれしています。
普段は鍛錬、稽古の時に煉獄家へ行くのだが

今日は鍛錬もしない。
祝いだ!

「それにしても、Aの着物姿、愛いな!」
『そ、それを言ったら煉獄さんだって袴姿、かっこいいです!』
「はははっ!それを言われたら照れてしまう!」
『照れてるように見えないです!』

年越しだからと謎に着物を着てきて欲しいと言われて着ているのだが、やはり慣れない

「今日は年越しだ!
年越したら呑もう!」
「兄上!お酒を呑むのは兄上と父上だけです!」
「うむ!そうであったな!はははっ!」

なんかもう不安になってきました

そうしてそんな盛り上がりの中
年越しを迎えました!

「あけましておめでとう!」
「『あけましておめでとうございます!』」

その言葉と一緒に煉獄さんはお酒をグイッと飲み干した

「兄上!そんなにお酒に強くないですから、飲みすぎは注意ですよ!」
「うむ!分かっている!」

そんな様子を見て千寿郎くんと
「本当に分かっているんですかね...」と顔を合わせて苦笑いした。

「A!ここに座れ!」
『...へ?』

煉獄さんが指さした場所は煉獄さんの胡座の上

『え、いや!えーと...それは』
「いいだろう!さあおいで!」
『横に座り...きゃっ』

横に腰を下ろそうとすると、煉獄さんに腰を捕まれそのまま煉獄さんの腕に包まれる

『千寿郎くん助けてええ!』
「すみませんAさん!助けられません!」
『むぅぅ!煉獄さん!酔ってますよね?』
「酔ってなどいない!」

そう言ってまたお酒を飲む煉獄さん。

『煉獄さん、そろそろお酒は控えた方がいいのではないですか??』
「むぅ...では俺を下の名前で呼んでくれないか!」
『それとこれとは違いますよ!杏寿郎さん!』
「よもやっ...!」

サラッと呼んでみると腕を緩めてくれたので抜け出した

『さ、お酒は片しますよ〜!煉獄さん!』
「よもや!呼び方戻っているぞ!」
『残念ながらまだ下の名前で呼ぶのはおこがましいので許してください!』

そんな様子に千寿郎くんは笑いながら
「もう夫婦のようで微笑ましいです」
と言い、私が顔を赤くすると

「結婚はAが自分に納得出来てからだな!それまで待つ!」

そう言って笑う煉獄さんに見蕩れてしまっていると

「今年も、これからもよろしく頼む」

その言葉の後に隙をつくように接吻された。

「つい可愛かったものでな!」


彼にはやはり敵わない。



ー終ー

合同任務だった。→←認められてた。



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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Ka:ran | 作成日時:2020年12月30日 0時

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