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考えてみた。 ページ9
ー煉獄sideー
非番の夜。少々考え事をしていた。
今まで恋愛のことなんて考えたことなかったのに
不思議と考えてしまう自分がいた。
そう言えば、よく俺の事を取り囲む女性隊士達は揃って口々に
「炎柱様の事が好きで!」
だの
「炎柱様が理想のど真ん中なんです!」
とか、どうも軽く口にしていた。
今思えばそれは「恋愛的に好きだ」と言うことが分かった。
しかし俺はあまりそういうものには好感が持てなかった。
それに対してA少女はどうだ?
軽はずみに「好き」なんて言わない。なんなら恐らく、バレないように隠してるだろう。
それに、想いを伝える前に努力をしている。
待ち伏せや急に取り囲んだりももちろんしない。
人はこうも違うものなのか。
どちらも本当に恋愛として「好き」という感情なのであれば
断然A少女の方が好感が持てる。
純粋で可愛いく愛らしい。
「恋愛というものは不思議なものだ。」
そう呟いて目を瞑る
目を瞑った時に思い浮かんだのはA少女の笑顔
それには気づかないフリをして眠った
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作者名:Ka:ran | 作成日時:2020年12月26日 16時