認知されていた。 ページ3
お化粧についてほんの少しだけ教えて貰いに友人の元を訪ねた帰り道
「よもや!原少女ではないか!」
『え、炎柱様...!?』
炎柱様と遭遇した
『お、覚えてくださっていたんですね、、』
「うむ!雪の呼吸が珍しくてな!聞いたことはあれど見たのはあれが初めてだった!」
まさか覚えてくれていたとは。
ものすごく嬉しい感情の表情を隠すのに少し苦労した
「原少女の使う雪の呼吸というのはとても綺麗なものなのだな!」
『そうですねぇ...あとあの、そろそろ名前覚えてくれませんかね...』
「よもや...名を間違っていたとは!もう一度教えてくれると嬉しいのだが」
『AAです』
「そうか!A少女だな!」
私の名を呼んでニカッと笑う姿にまたもやキュンときてしまう。
『あ、すみません!この後任務なので、ここで失礼します!』
そう言って炎柱様と別れた。
家に帰る道
どうも心臓の音が鳴り止まなかった。
まるでもっと好きになってしまったみたいだ。
心を掻き乱される。
こんな気持ちになったのは初めてだった。
努力をして...
そしたら少しは炎柱様に釣り合うようになれますか...?
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作者名:Ka:ran | 作成日時:2020年12月26日 16時