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変わった。 ページ15

お互いに夜は任務があったので、あの後早めに店を出た。



ーー俺から見たらしっかり女性なのだが

その言葉には、胸の高鳴りが抑えられず
表情を隠すのに必死になった。

煉獄さんが私を女性として見てくれていたのならば
『じゃああとはどうすれば...』

もっと鍛錬を重ね、強くなるのは当たり前。
...あとはなんだろうか。
料理?家事...?

いやいや、なんだか私が煉獄さんのお嫁さんになるみたいじゃない!だめだめ!

一瞬熱くなった顔を思いっきり横に振り、両頬をペチンと叩き落ち着かせた

『女性として見てくれているからと言って、この恋が叶うとは限らないんだよ、自分。変に期待しちゃダメ。』


「カァッカァッ!南南東!南南東!音柱ノ宇髄天元ト合流シ、鬼ヲ倒セ!」
『音柱様ね!ちょうどいい!ありがとう鴉!』
「何が丁度いいだ!派手に聞こえてんぞ」
『ふぇ!?音柱様じゃないですか!どうしてここに!』
「お前がここに入っていくのが見えたからここから合流と思ってな」

音柱様とは結構話せるようになった。
そんな会話の後、すぐに目的地へと走った

「おうおうおう?派手に地味なのがうじゃうじゃ出てくるじゃねぇか」
『それ結局派手なんですか?地味なんですか?』
「はっ!地味だな!」

沢山鬼が出てくるものの、ほとんど雑魚鬼程度だったため、傷はほとんどつけられずに任務を終えた。

『いい運動でしたね!』
「そうだな!ド派手にいい運動が出来た...ってか鬼を斬るのにいい運動ってのはなかなかねぇぞ」
『それもそうですね!いやぁ会話を楽しみながら鬼を斬るってなかなかに面白いですね!』
「いやお前変わりすぎじゃないか?性格体力強さ諸々」
『あー、自覚してます!性格と体力だけは!』

あんなに苦手だった鍛錬は少しづつ楽しいと感じるようになり、体力向上
性格は最初は無理やり明るくしてたのが、今では明るい方に慣れ、明るいのが素になった。

「しかしなぁ、煉獄相手になると緊張で明るいよりもド派手にモジモジしてんじゃねぇの?」
『なっ...まあ間違っては無いですけど、ド派手ってのは間違ってますね』
「んで?今煉獄とはどうなんだ?」
『煉獄さん本人に恋愛相談をしてみたんですよ。』

入る隙はなかった。→←恋愛相談だった。



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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 炎柱   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Ka:ran | 作成日時:2020年12月26日 16時

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