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女として見て欲しかった。 ページ13
あの任務の後
数日は眠ったままだったらしく、
煉獄さんは毎日お見舞いに来てくれていたという。
嬉しいというか、申し訳ないというか。
『すみません、迷惑かけてしまって...』
｢いいんだ！Aが生きているからいいんだ！｣
そう言って頭を撫でてくれた。
...頭を撫でてくれたのは初めてだった。
嬉しい。
でもなんかモヤモヤしてしまう。
女として見てくれていないのかな...と思ったのだ。
恐らく煉獄さんにとって私は
"かわいい後輩"
程度の感じだろうと思ってしまう。
どうしたら異性として見てくれるのだろうか...
恋愛相談をしてみたら...どうなるだろうか。
嘘をつくのは苦手だから本人に本人への恋愛相談をすることになるのだけど。
でも、本人から直接ヒントを貰うチャンスになるとも考え、恋愛相談をすることにした。
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作者名：Ka:ran | 作成日時：2020年12月26日 16時
