夢 ページ4
雷一門...
せんせー、善逸、獪岳。
...私が柱になった時じゃない?
祝ってくれたの。でもなんで今?
「姉さんやっぱすげぇよ!!俺とは違って...」
『善逸!自信持て。お前だって才能があるんだよ!』
『獪岳も善逸も、絶対強くなる!鬼殺隊入隊前から2人を見てる姉弟子が言うんだ!間違いない!せんせーだってそう思いますよね?』
「そうだな、3人とも強くなる」
懐かしいな。桑島せんせーの御屋敷の庭で、みんなでお菓子を食べたんだ
...懐かしい。夢?夢なのか。
...任務中だったはずじゃ...?
「姉さん、何かあったか」
『あっ...いや!何も...』
任務中に寝るなんてありえない。
夢から覚める方法を見つけなければ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「...お袋」
「実弥!どこ行ってたんだい」
「鬼に...」
「鬼?何を言っているのかしら、悪い夢でもみたの?」
家族全員揃ってる...親父以外
でも家族はあの日殺されたはずだ
鬼になったお袋を自らの手にかけた。
...あれは悪い夢だったのか?
それともこれが夢なのか?
Aは?
Aを好きになって
Aと付き合うことができたのは?
あれも...夢...?
"実弥、お前が先死んだら絶対許さねぇ"
"私は実弥が好き。痛いほどわかった"
いや、夢じゃねぇ。
悲しいが、こっちが夢だ
「お袋に俺の好きな人を紹介したかった
絶対に俺が家族の仇をとる
玄弥も、大切な人も守るから
空から見ててくれ」
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作者名:Ka:ran | 作成日時:2021年1月19日 17時