求婚鬼ごっこ【柱】

逆転鬼ごっこ ページ41

宴も終わりまして。
みんな帰りました

今甘露寺邸に残っているのは

私、実弥、そして宇髄

宇髄はようやく胡蝶の注射による泥酔状態が覚めまして

｢こ、怖いんだけどよ、A｣
『当たりめぇだろうよ宇髄
私で遊んでいた罪、不法侵入の罪、そして眠りを妨げた罪
償ってもらおうか？あ？』

ここは女捨てましょう
いいか、私は今は男だ

...あ、逃げたあいつ
まあ想定内っすよ。
うんうん。

『いやぁこれは大変そうっすね
宇髄は元忍びだしなぁ...』
｢上等だァ！追っかけるぞォ！｣
『よーし！蜜璃ちゃん！ありがとー！！また来るねー！』
｢はーい！！頑張ってねー！！｣

こうして実弥と共に甘露寺邸を後にし、宇髄を探す。

『捕まえたら予告した通りボッコボコのギッタンギタンにしたるわぁ！！』
｢ははっ、それは怖ェな｣

お？お？あーれーは？
木のてっぺんに見えますのはー

『宇髄ぃぃ！！！！筋肉ダルマぁぁぁ！！！』
｢うわっ早ぇなー｣
『3つの罪償ってもらおうかぁ！！！追っかけてきた他の奴らの分まで制裁を与えてもいいんだが？』
｢それは勘弁して欲しいわ！｣
『ま、私の気分だな！！今はいい気分だからそんな酷くしなくて済むかもね！』
｢お前の酷くないはどの程度だ？｣
『顔が腫れ上がるくらいかな！』

おーーーっと！なに？煙玉？
甘い甘い

『そんなんで撒けると思うなぁァ！！』
｢撒けるなんて思ってねぇわ｣
『強気だなぁ！！』

さてと。本気出しますか
一瞬で捕まえちゃうんだから

『実弥見ててー！一瞬で捕まえちゃうんだから』
｢おぉ、｣

雷の呼吸は速さなのよ。
甘く見てもらっちゃ困るよ？

『行くぜ宇髄！！！』

筋肉、血液によく空気を巡らせる。
力は足に集中！！

雷鳴の如く

｢っ...げ...｣
『ひゃー！！捕まえたぜー！！
さ、覚悟は出来ているかな？？宇髄くん？？え？』
｢鳴柱怖ぇなー...ハイハイハイ、わかったわかった｣
『逃げそうだなぁこいつ』
｢はいよォ、捕まえておくぜェ｣
『さすが実弥！！』

そして渾身の

ーーﾍﾞｯﾁｰﾝ!!!

｢...へ｣

宇髄の片頬に赤く手形がつきました

『はい。しゅうりょ。ほんとにボコボコ
やると思いました？鬼殺隊のご法度に触れますからね。
これ以上はしません。怖がらせただけだよ』
｢そういう所だァ。おめェのいい所｣
『実弥ありがとさん！』

唖然としてる宇髄を背に実弥と仲良く帰りましたとさ！

お似合い？→←鬼ごっこやり返し

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す