求婚鬼ごっこ【柱】

鬼ごっこ3 ページ4

あーむり。もうむり。つかれた。

けど嫁にもなりたくない！隠れきるか？


ってかどうしたら終わるのこの鬼ごっこは...
もうそろそろ夕方だけど。

任務ないかな。任務...任務...

｢カァッカァッ！任務！任務！煉獄杏寿郎ト......｣
『はぁぁぁ！？なんでこのタイミングで柱同士なの！？やだぁ...』
｢ハヤク行ケ！｣

これあれやん。任務中に捕まって煉獄さんの嫁にパターン？はぁ？ふざけんな！そうなったら鴉丸焼きにしてやる！！

｢むっ！来たか！｣
『ひぃ...』
｢大丈夫だ！任務の時は捕まえたりなどしない！それはみんな共通で決まっている！｣
『よかった、そこはまともだ...』

鴉よかったね！丸焼きにされなくて済んだね！

無事任務はお互い怪我なしで済ませ

｢うむ！任務は終わったな！｣
『はい！おつかれさ......』

任務が終わった...そしてその獲物を見るような目は.........

『逃げろおおおおお！』
｢待ってくれ！俺の嫁に...｣
『なりません！！！』

任務終わりもすぐですか！！そうですか！！

わぁ、ギョロっとした目と口角が上がった口元のなんか強い顔面で追いかけてくる！速いしなんか迫力やばいし怖い！！
煉獄さんは...さつまいもだ！！
どっかさつまいも...
あ、この時間にさつまいも売ってる店とかないよな。

『追いかけて来ないでくださぁぁぁぁい！』
｢それは無理な話だ！｣
『なぜ！！』
｢君が他の男に取られるからだ！｣
『私は独り身がいいんだよっっ！！独り身！！いい加減分かれ！！』

任務前に買ったさつまいもを食べながら逃げようと手に取った......
あ、さつまいも

『煉獄さん！さつまいも！！どうぞ！！』
｢よもや！｣

よっしゃぁ！煉獄さんはさつまいもにつられて足が止まった！！

投げ渡すと煉獄さんは見事キャッチ
後ろで
｢わっしょい！わっしょい！｣
と言いながら頬張っています

私も食べたかったけど
またひとつ求婚を逃れることが出来たので良しとする！

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