求婚鬼ごっこ【柱】

鬼ごっこ8 ページ10

朝起きて外出て数秒

｢『あ』｣

『やだ、え、来んな来んな！まじ来んな！ぎゃぁぁぁあ！』
｢るっせェ！黙って捕まれェ！そして俺の嫁になれェ！｣
『なんなのこの人おおお！もうやだ怖いいい！その顔よ！顔顔顔！！柱鬼より怖いっす！！』
｢顔がどうしたァ...｣
『えっ、...』

よし、反応を見よう

『かっこいいじゃねぇかよって！！！』

嘘！！確かに少しばかりかっこいいことは認めるが怖いっす！！
反応は...？

｢...そうかァ｣

え、照れてる？は？あの不死川さんがですか？え、きゃわ

｢じゃあ尚更だァ！俺はお前が好きだァ。お前も俺をかっこいいって思うんだったらよォ、俺と結婚しろォ！結婚だァ！｣
『かっこいいと好きは違うだろ！！！馬鹿か！！』
｢んだとォ？馬鹿だとォ？｣

あれ、不死川さん走るの前より速くない？え？気の所為？

あーーー！早く撒きてぇ！後ろの圧がやばいの！顔面の圧が！！

｢大人しく捕まっとけェ！俺がおめェを守っからよォ！！｣
『私は一人がいいんだよ！！！わかるか！！いや分からねぇか！！旦那も子もいらねぇんだよ！！ほんとに！！一人のんびりのほほんがいいんだよおおお！自分の身は自分でまもるしいいい！』
｢おめェがのんびりのほほん？笑わせるなァ！おめェはそんな人間じゃねェ！｣
『勝手に私の人格決めつけないで頂けますうぅぅ？』
｢おめェはうるさく汚い声で叫ぶ。女とは程遠い人間だァ！！｣
『心外！！！なぜそんな女を嫁にしたいと思う！！』

...あ、甘味処みっけ
お、おはぎ半額

『不死川さん！！見てください！おはぎ半額！！おはぎ半額！！』

と後ろを見たらもういなくなってた。おはぎ半額の目の前に立ってたよ。
あらかわいい。

そして隠れて少し休んだ。

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