キミの帰るべき場所 (ページ13)

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知らないままじゃいられないページ13

JM side

JN 「ごめ＿」

「でも、ありがとう。買ってきてくれて」

ふわりと彼が微笑む。
その笑みは、貼り付けた感じじゃなくてごく自然にみえた。

あの人とは、また違った笑顔

JM (君は、本当はそうやって笑うんだね)

また一つ君のことを知れた。

JM 「自己紹介ターイム！」

俺の急な大声に目をぱちくりさせる君

JM 「今からでも、お互いのこと知っていこう」

「でも」

JM 「君は、俺達の仲間だよ。友達であり仲間でもあり家族だ。なのに、何も知らないなんて…そんなの駄目」

君が、会社とどういう契約をしたのか知らない。
教えて欲しいとか、今はまだ思っていないよ。

ただ、俺達と仲良くする気はないと、ハッキリと断言していたけれど、本当に君は、そうなの？

だって、
俺の話をちゃんと聞いてくれた。喋ってくれた。笑ってくれた。

だから

表情豊かで可愛い君を、もっと近くでふれてみたい。

知らないままで終わりたくないんだ。

JM 「教えて、A。君のこともっと知りたいんだ」