こんな私でも…生きてていいですか？ (ページ8)

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死体が7人ページ8

マ｢オヤジ！｣

オ｢グララララ！小僧…おめぇ何もんだぁ？｣

俺｢あぁ…俺は…………｣

全－オ｢ゴクリ…｣

俺｢《俺》だ｣←

全｢……いやわかってるよ!!!｣←

俺｢ナヌ！？｣←

オ｢グララ!おめぇおもしれぇな…｣

俺｢まぁ冗談はさておき…｣

私(ねぇ…早くしてよ…《俺》)

俺｢あぁ…分かってるよ…《私》｣

マ｢？｣

サ｢私？｣

俺｢あぁ…今は名前が一緒だからよ…一人称でどっちがどっちか使い分けるんだ。
あと、これは独り言じゃあないぜ？“中”で話してんのさ｣

マ｢なるほどよい｣

オ｢グララ!!益々おもしれぇヤツらだ｣

私(このブーメランさん…苦手かも…)

俺｢？なんでだ？｣

私(……何だか…全てを見透かしてきそうでイヤだ…)

俺｢!!!…なるほどな｣

オ｢？どうかしたかぁ？｣

俺｢いや、なんでもねぇ!｣

マ｢まぁ…あれだよい。さっきからいい雰囲気みたいだがねい…おめぇは侵入者だってこと忘れねぇもらいたいねい…？｣

カチャ！

俺｢…えー…仲良くしようぜぇ！｣←

サ｢いやいや！今お前が言える立場じゃねえのわかってる！？｣←

オ｢まぁ待てマルコ！…おめぇら…俺の息子にならねぇか？｣

マ｢！？オヤジ！？｣

俺｢……は？俺…男色家でもないし…まだ結婚できる歳じゃないから…遠慮するわ…｣←

オ｢グララララ！そういう意味じゃあねぇ！
この海賊団の仲間に…家族になんねぇかってことさ｣

私(!!!!!!……だ…)

俺｢!!!待て！《私》!!!…！グッ！｣

サ｢！？どうしたんだ！？｣

私(…だ…やだ…嫌だ嫌だ嫌だ！)

俺｢ｳｯ!｣

私｢嫌だ！誰が家族なんかになるもんか！｣

マ｢!!!おめぇさんは《私》って方だな？｣

私｢あぁそうだ！嫌だ！絶対に家族なんて薄っぺらい集まりなんかに入るもんか！そんな腐ったもん!!!｣

俺(！A！落ち着け！)

私｢うるさい！セイヤは黙ってろ！家族なんて信じない！家族なんて嫌いだ！｣

オ｢…おめぇの知ってる家族ってぇのは…どんなんだ？｣

私｢ハッ！聞きたきゃ教えてやる！私の知ってる家族は…すぐ裏切る！すぐ殴る！すぐ蹴る！罵倒する！存在を……否定する!!!｣

全｢!!!｣

私｢いつも！いつも！いつもいつもいつも！
私とセイヤとお母さんばっかり狙う！｣

……あれ？私は一人っ子…いつも母と父に殴られて…？

私｢……？｣

全｢？｣

私｢あれ？あれ？私は…