１２輪＊俺と付き合ってくれん？ ページ12
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side:you
「……で！ どういう事ですか…！！」
「悪いって！ 咄嗟やったの」
一通り、選手達への挨拶を終えると、
西川遥輝の腕をむんずと捕まえて、
簡易会議室へ逆戻り。
……そして、
�牴兇糧狃��疊�言について問い詰める。
「咄嗟って……」
「でもほんまに悪い話やないと思うで？」
俺の考え聞かへん？ って
ちょっと挑発するような顔を向けられる。
むぅ、とその整ったその顔を睨んでも、
女なんて扱い慣れたこの男には
全くもって怖くないみたい。
だから諦めて、彼の話を聞く体勢に入った。
「まずさ、Aちゃん……彼氏がおれば他の男が近寄ってくる事ないやろ？」
……付き合ってとか言われる事もないやろし、
結婚詐欺には絶対遭わへんやん？
そんで……俺も俺で、彼女が居れば、先輩に
�狃�の子紹介したる�瓩箸�言われる事ないし。
…………いいことだらけ。
な？ って尚も挑発するような笑み。
頷く事も…頭を振る事も出来ない。
私が黙ったのを許諾だと捉えたのか、
西川遥輝は私の頬に手を伸ばした。
あの時──誘われた時と、同じ。
ただずっと、じっと、
彼の瞳が私を捉えて離さない。
つぅ、と西川遥輝の筋張った指が、
ゆっくり私の頬をなぞって、
くい、と顎を持ち上げる。
そうして、そのまま、
西川遥輝の顔が近付いてきて、耳元で、
「…俺と付き合ってくれん？」
ただ静かに鼓膜を震わせたその音が、
……彼の声だと、言葉だと、
理解するのに要した時間は、
……───今度は５秒、だったかな。
.
普通なら……こんな申し出、絶対断る筈だけど。
なんでだろう…私は、
どうやら彼のその瞳とか、
彼の静かな声とか、
そういうものに弱いみたいで。
「……わかり、ました」
気づいた時には、返事をしていた。
( そして、私達の不思議な関係が始まったのです )
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雛*(プロフ) - usaminさん» usaminさん初めまして、コメントありがとうございます^ ^ 拝見させていただいて、確かに同じ作品だなと思いました(；_；) 前回同様様子を見ようと思ってます。ご報告ありがとうございます…！ (2018年1月14日 8時) (
レス) id: a68c4eee09 (このIDを非表示/違反報告)
usamin(プロフ) - はじめまして。 同じ内容の石川慎吾選手の作品を書いてる方がいました。題名は慎吾くんの彼女 です。 勘違いでしたらすみません。 (2018年1月10日 14時) (レス) id: 3fefd0df9e (このIDを非表示/違反報告)
雛*(プロフ) - ゆーんさん» ご報告ありがとうございます；；そちらTwitterの方でもご指摘頂いてまして…とりあえず、あまり騒ぎ立てないで様子を見ようと思います。ありがとうございます(；；) (2017年10月23日 10時) (レス) id: cd2200b77f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーん(プロフ) - まる。っていう方が同じ内容の中島選手バージョンで書いてるんですけど、、、こちらの方が早く書き始めたと思いコメントしました。気のせいでしたらすいません。あまりに同じだったので (2017年10月23日 2時) (レス) id: ea8f485ffa (このIDを非表示/違反報告)
雛*(プロフ) - 満月さん» 満月さん初めまして〜！ コメントありがとうございます´`* とっても嬉しいです(；；) 頑張ります！ これからもよろしくお願いします◎ (2017年10月18日 21時) (レス) id: cd2200b77f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛*
| 作成日時：2017年9月10日 12時
