２輪＊誘う声に惑わされて ページ2
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side:you
「……ど、うしよ、」
取り敢えずホテル代は多めにテーブルに置いて、
そのまま無言でホテルを出てきてしまった。
起こすのも、何かアレだったし。
その時は必死で
まともな判断が下せなかった訳で。
起きて隣に男の人が、なんて一体何年ぶり……？
いや、そもそもそんな経験あったっけ…。
って実際はそんな事を考えてる余裕もなくて、
とにかくもう出社時間だから、って
一旦家に帰って服だけ着替えて会社に向かう。
会社に向かう電車の中で、
昨夜の出来事に考えを巡らせた。
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合コンなんてキラキラしたものに参加したのは、
……多分、２年ぶりくらい。
大学を卒業してからは、仕事仕事の毎日で、
そんな時間もなかったし、
元々そういうのは苦手だったし。
だけど、今回は、
どうしても人数が足りないからって懇願されて、
押しに弱い私はあっさり押し負けて……
「西川遥輝です。一応…プロ野球選手、やってます」
びっくりした。……その一言に尽きる。
一般の男性陣3人の隣に、あの西川遥輝が居て。
見た瞬間に思わずあっと息を飲んだ。
だけど驚いてるのは私だけみたいだったから、
きっと周りは皆、
西川遥輝が来ることを知ってたんだろう。
……彼を餌にすれば�狄与瑤�足りない��
なんて事には絶対ならない筈なのになぁ。
なんて呑気に考えながら、
どうせ私とは縁のない人だし、って、
言いつつやっぱり興味はあって、
対角線から彼を眺める。
そしたら、ばち、って目が合って……
不自然な程に慌てて目を逸らしてしまった。
だけど彼の視線が逸らされる様子はなくて。
ただずっと、じっと。
私の瞳を彼が捉えて離さなかったから。
……恐る恐る、再び視線を彼に戻した。
そしたら、突然立ち上がった西川遥輝が、
つかつかと私に歩み寄ってきて、
私の隣に腰掛けて。
「……なぁ」
「……は、い、」
つぅ、と西川遥輝の筋張った指が、
ゆっくり私の頬をなぞって、
くい、と顎を持ち上げる。
そうして、そのまま、
西川遥輝の顔が近付いてきて、耳元で、
「…誘ったら、来たりせぇへん？」
ただ静かに鼓膜を震わせたその音が、
……彼の声だと、言葉だと、
理解するのに三秒は要した。
「…………は、」
…──それからの記憶は、無いに等しい。
だけどただ二つ、
曖昧な記憶の中で、何となく覚えてるもの。
昨日の夜の、熱っぽい感覚と、
……私の名を呼ぶ、これまた熱っぽい彼の声。
�燹帖�Aッ、��
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雛*(プロフ) - usaminさん» usaminさん初めまして、コメントありがとうございます^ ^ 拝見させていただいて、確かに同じ作品だなと思いました(；_；) 前回同様様子を見ようと思ってます。ご報告ありがとうございます…！ (2018年1月14日 8時) (
レス) id: a68c4eee09 (このIDを非表示/違反報告)
usamin(プロフ) - はじめまして。 同じ内容の石川慎吾選手の作品を書いてる方がいました。題名は慎吾くんの彼女 です。 勘違いでしたらすみません。 (2018年1月10日 14時) (レス) id: 3fefd0df9e (このIDを非表示/違反報告)
雛*(プロフ) - ゆーんさん» ご報告ありがとうございます；；そちらTwitterの方でもご指摘頂いてまして…とりあえず、あまり騒ぎ立てないで様子を見ようと思います。ありがとうございます(；；) (2017年10月23日 10時) (レス) id: cd2200b77f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーん(プロフ) - まる。っていう方が同じ内容の中島選手バージョンで書いてるんですけど、、、こちらの方が早く書き始めたと思いコメントしました。気のせいでしたらすいません。あまりに同じだったので (2017年10月23日 2時) (レス) id: ea8f485ffa (このIDを非表示/違反報告)
雛*(プロフ) - 満月さん» 満月さん初めまして〜！ コメントありがとうございます´`* とっても嬉しいです(；；) 頑張ります！ これからもよろしくお願いします◎ (2017年10月18日 21時) (レス) id: cd2200b77f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛*
| 作成日時：2017年9月10日 12時
