狐が68匹通りゃんせ ページ25
その後も試合は続行された。
菅ちゃんが次々と点をとっていった。もちろん俺も多少はとったからね。
まぁ、試合はこっちの勝ち。
木兎「お前凄えな!」
刑部「あ、ありがとうございます…」
菅ちゃんは木兎さんに絡まれちゃってる。かわいそー。菅ちゃんって、静かなんだよね、基本。クールっていうか。
木兎「リベロやってんのがもったいねえくらいだ!」
刑部「はは、そうですか」
やばい、菅ちゃんの笑顔が引きつってる。
木兎「なんでリベロやってんだ? スパイクもサーブもコントロール良いのに」
あーらら。菅ちゃんの顔曇っちゃったよ。仕方ないなぁ。
『ぼーくとサン♪ 昨日狸玖が木兎さんかっこいいって言ってましたよ〜。スパイクのコツを教えてもらいたいらしいです』
生石「はぁっ!?」
木兎「ヘイヘイヘーイ! 俺の凄さが分かるか!」
生石「ま、まぁ…」(テメェA覚えとけよ)
あ、俺死んだ。
刑部「…さんきゅ」
『ぜーんぜん!』
菅ちゃんはスポドリをもらいに行った。
赤葦「…彼、なにかあったの?」
赤葦くんがやって来た。
『まーね。ちょーっと、苦い過去話が』
赤葦「…木兎さんがごめん」
『んー? 俺に謝られてもなぁ。きっと大丈夫だと思うよ〜』
赤葦「そっか。次の試合も、このままのポジションで行くの?」
あー。次は梟谷とかぁ。
『どーだろ。うちの監督ヤバイほど気まぐれだからね。ありゃ誰にも読めないわ』
九尾里「集まれー!」
『あ、変えるっぽい。ほんじゃ、また後で』
監督のもとに集まる。
九尾里「ポジション、また変えんぞ」
ポジションを変えることに対して、どうとも思わない。むしろ、良い案だと思う。
九尾里「次の試合では、こうだ」
その言葉に続いてコーチがボードを見せる。
天津宮…リベロ
小塚…セッター
生石…ミドルブロッカー
刑部…ウイングスパイカー
玉藻藤…ウイングスパイカー
林原…ミドルブロッカー
御先谷…ウイングスパイカー
『え”』
小塚「おっ、俺セッターか!」
次の試合……負け試合じゃん。
290人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緋蝶 - 66話の最後、レシーブを4回以上しています。フォアタッチという反則になります! (2017年11月4日 23時) (レス) id: 14eeb69d42 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - 茜沢さん» 本当に面白くて楽しくて大好きですもん!! ありがとうございます(泣) 私なんて全然ですよ……(白目) (2017年4月29日 18時) (レス) id: 70341cbd6a (このIDを非表示/違反報告)
ミラクルゲスガール - 海さぁぁぁぁぁん!マジで仏様っス! (2017年4月29日 15時) (レス) id: fd426a3898 (このIDを非表示/違反報告)
茜沢(プロフ) - マカロンさん» 更新を待ってくれているというのは嬉しいですね! 書く甲斐があります。イラストの件ですが、断るわけないですよ! マカロン様は字も絵もお上手なんでこちらからお願いしたいほどです。 (2017年4月29日 0時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
結っきー(プロフ) - いつも、楽しく見させてもらってます!アンケートの事なんですが、番外編作って欲しいなぁと思いました!これからも頑張ってください! (2017年4月28日 7時) (レス) id: cff0ed75e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茜沢 | 作成日時:2017年4月4日 20時