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少し違和感を感じたが、あまり長い間握手とは言え手を握っていれば不審がられる。
握手を終えると、その手にヴェールが収まりすやすやと寝だしてしまった。
「本当に信頼関係があるんだね…そっちのセレーナ、だっけ。その子もずっとゴロゴロ言ってるし」
『私は信頼関係あると思ってるけどこの子達がわからみたらどうなのかな…そう思っててくれると嬉しいけど』
ピーターが感心したようにセレーナを撫でながらそんな事を言う。
やっぱり彼はいい人だ。少し気が弱いだけで。
そう思っているとリーマスがじっとセレーナを見ているのに気がついた。
なのに触れようとはしない。少し不思議に思ったので、ピーターのところから私の膝に移動してきたセレーナを持ち上げ、彼の方に向ける。
『リーマｓ…』
彼に話しかけようとすると急にジェームズが大きい声で話し始めた。
「ごめん、どうした？」
『ううん、後で大丈夫だよ』
どうせこれから寮がどうなるかはわからないけれど共同生活を送るのだ。
些細なことだしいつでも聞けるだろう。
「君たちはどこの寮に入りたいんだい？僕は断然グリフィンドールだ！」
「それはまたなんでだ？」
「グリフィンドールには最も勇敢で、大胆な優秀な生徒が当てはまるというだろう？それなら僕にぴったりじゃないか！勇気や勇敢さを持っている！」
おや、ここまでジェームズは自信家だったのか…？
でも確かにいつも(スネイプ教授に対して)上から目線だったし、るんるんでいっぱいいたずらを仕掛けては堂々としていたし…
「シリウス、君はどうだい？」
「俺もジェームズと一緒でグリフィンドールに入りたい。」
「え！でも君って確かブラック家だったよね…あそこってみんなスリザリンじゃなかったっけ…」
ピーターが不思議そうにシリウスに聞く
「ああ、そうさ。でもあんな家さっさとおさらばしたいからな。嫌がらせも含めているのさ。あの凝り固まった純血思想の奴らに些細なプレゼントさ」
「君って最高だな！」
『ピーターとリーマスは？』
結局はみんな一緒のグリフィンドールに入るんだけど、決まる前はみんなどう思っていたんだろ、と気になったので聞いてみる。
「ぼ、僕は多分ハッフルパフさ…別に頭がいいわけでもないし、勇敢なわけでもないし…」
「僕もきっとハッフルパフかな。別に勇敢でもないし、聡明でもないし、気高くもないからね。Aは？」
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
