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「アラスターのところに修行に向かわせた。まずはポートキーに慣れてもらおうと汽車乗り場までトランクに”ちと”仕掛けを作って飛んでいってもらった。」
その言葉にマクゴナガル教授は深い溜め息をついて頭を抱えた。
「アルバス、それがどういうことかわかっているのですか？！彼のところに修行、ということは闇祓いとして働くということ。命の危険もあるのですよ？！」
「もちろんわかっておるし、彼女もきっとわかっている。でもしょうがないことなのじゃよ。」
「しょうがないって…」
「彼女の力は魔法石では抑えきれない所まで来ている。彼女の体調面のことも考えて思い切り魔法を使い、能力のことも踏まえて制御できる、一人で自分をコントロールする力を手に入れなければならぬ。」
「それはわかっています。ですが…」
「これはいずれかならず来る試練であった。彼女を信じよう。」
ダンブルドア校長がそう言うと、マクゴナガル教授は渋々頷いた。
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グルングルンと視界が回り、流石にこれ以上は吐いてまう！！となったとき、足が地面についた。
『えっと…あ、船着き場』
私がたどり着いた先は船着き場だった。ここから小舟に乗り、汽車乗り場まで行かなければいけない。
ポートキーを使うのならばそのまま汽車乗り場に送ってくれればよかったのに…
心のなかで不平をたれながら船を探す。…あった。
船を見つけたその時だった。
「A…？」
やけに聞き覚えのある声。
『リーマス…？』
心配そうにこちらを伺うリーマス。なんで、どうして、と動揺しているうちに彼の後ろから声が聞こえてきた。
「どうしたんだ？リーマス？…A？！お前今日どこにいたんだよ！てか昨日の夜から！！！」
「そうだよ、僕たち…あとリリー達も探していたんだよ！」
「でもよかった…なんか病気かなにかなのかと思っていたのさ、なあ？」
口々に話し出すマローダーズを見て少し警戒心が溶ける。
でも力を緩めてはいけない。いつ魔法が暴発するのかわからないのだ。
既に私の首元に光るネックレスの魔法石には大きなヒビが入っていて今もギリギリの状態だ。
まだ開心術だけが開放されるのならばいいが、思ってもいない魔法が勝手に暴発してしまう可能性がある。
それは彼らを危険に晒すことを意味するため、流石に避けたい。
『ごめんね、ちょっと用事があって…』
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
