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校長は少し驚いたような表情をした後、こう続けた。
「何が見えたのかね？」
『前世の友人たちがこちらに手を振っていました。…ですが、急に消えてジェームズたちが出てきて…その後彼らの子どもたちも出てきました。』
「ほう、そしてそれが見えて何かを言いたくなったから校長室に来たのだろう？言ってみなさい。」
『修行に出させてほしいとお願いをしに来ました。結局校長先生から言われたので交渉せずに済みましたが…』
「なら気持ちは決まっていたのじゃな。よし、そうと決まれば出発じゃ。」
『え？』
ダンブルドア校長が杖をひとふりすると私のトランクが現れた。
「荷物は全てその中に入っておる。君のペットたちは一足先に汽車のところへ行ってもらった。彼らはとても賢くて良い子達じゃの。すぐにわしの言っていることを理解して行動してくれた。」
『い、いつのまに…』
「まま、よいじゃろう。しかしそのネックレス、わしの目が間違っていなければヒビが入っているようじゃな…よっぽど力が高まっているようじゃ。」
『え』
急いでネックレスを見ると先程はなんてことなかったのに真ん中に太い線が入っていた。
『あれ、こんなに太いヒビさっきまで入っていなかったのに…』
「魔法石にも限度はある。まあ、人より強い力だけでなく魔法石さえも超える強い力だと誇って気楽に構えなさい。感情を乱されるとその分魔力も不安定になる。」
『そうですね。では私は汽車に向かえば良いのでしょうか。』
「そうじゃ。まあそのトランクを握ればわかるじゃろう。」
校長の言葉を不審に思いつつトランクを握ると、内臓が引っ張られるようなジェットコースターとはまた違う感覚が自身を襲い、眼の前がぐるぐると回りだす。
『ぽ、ポートキーだったんか〜い！！！！！』
そんな私のお手本のようなノリツッコミに誰も反応はしてくれなかった。
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Aがポートキーで汽車乗り場に行った瞬間、校長室に勢いよくマクゴナガル教授が飛び込んできた。
「アルバス！！！！」
「おや、どうしたのかね。マクゴナガル先生。」
「今日一日教師一同でも探していたのですがAの姿が見つからず…」
そこまで喋ったところでマクゴナガル教授は違和感に気がついた。
彼女も優秀な魔女。かすかに残る魔力に気が付かないわけがなかった。
「アルバス、彼女をどこに？」
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
