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「今日は朝から姿が見えぬと友人たちが探しておったぞ。…大丈夫かね？」
『実は…今日、いや昨日大広間で下級生の子にネックレスを触られてしまって…ネックレスにヒビが入ってしまったんです。その表紙に魔力が制御できなくなってしまって床にヒビが入ってしまったんです。その後色々あったので誰にもそのことはバレていないんですが。』
「事態は思っていたよりも深刻そうじゃな。そんな君に提案がある。」
『何でしょうか。』
「少し早いが…修行に出てみないかね。」
『一年の頃に仰っていたやつですか。』
「そうじゃ…じつはの、アラスター、アラスター・ムーディが優秀な闇祓いを育成したいと探しておる。今はこのような戦乱の世の中じゃ。いくら闇祓いがいても足りない。そこで若手を探してスカウトしているのじゃ。…中々進んでいないようじゃがの」
『でも、急にいなくなっては怪しまれないでしょうか。』
「そりゃあ怪しまれるじゃろう。でも今は君の体のほうが大事じゃ。ちゃんと自分の力で制御し、能力も操れるようにする。そうすれば君は、ヴォルデモートよりも強くなれ、人々を救うことだってできるであろう。」
『そう、ですね。でも、このことをみんなには言わないでほしいんです。力のことも、修行のことも。』
「ほう、なんでじゃ？わしには君等はとても良い友人関係を築けているように見えるが。」
私は本来いるはずの人間ではない。
そのような人間が彼女たちの人生に関わって良い訳がないし、万が一私が死んで彼女たちのこれからの人生に支障が出てしまえば私が思い臨んでいた未来が亡くなってしまう可能性だってある。
そのような事を考えていると、まるで心を読んだかのようにダンブルドア校長は口を開いた。
「大事なものは”本来合った歴史”ではない。A、君がどうしたいか、なのじゃよ。君が言っている”歴史”はまだこの世界では起きていない。だから君が動けばそれが歴史になるのじゃ。」
私が、歴史に。
『…わかりました。でも、彼女たちには言わないでください。帰ってきたときに自分の口で説明します。』
「わかった。では、この話は一旦終わりじゃ。さてA、今日はどこにいたのかね」
『秘密の部屋です。』
「そこに、何かいつもと違うものはあったかね」
『…みぞの鏡が、現れました。』
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
