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「なんだって？あのスニベルスがAを助けたのか？」
「ちょっと、セブルスをそんな言い方するのをやめてちょうだいって何回言ったらわかるのよ？！」
「今は喧嘩をしている場合ではないよ、リリー。で、それで終わったんだね？そのゴタゴタは」
「うん。でもそのネックレスの石にちょっと傷がついちゃったみたいで、顔面真っ青にして何処かに走っていったよ。」
「ちょっと待って？それいつの話？」
「今日の夕飯の前さ」
「「「「「「なんでもっと前に言わなかったの/だい/だ？！？！」」」」」」
「び、びっくりした…」
「でも今日夕飯のときにはAはもういなかったよね？」
「もう既にどこかに行ってしまっていたってことか…」
「ちょっといいかしら？」
「リオ、どうしたの？」
「前図書室で読んでいた本にね、魔法石を使ったネックレスについて書いてあったの。そのネックレスは作るのが大変難しくて、とても高価なの。でもとても美しくて、色んな人が喉から手が出そうなぐらい欲しているものらしいの。」
「へえ…それがAと何の関係が…あ！ネックレス！」
「そう！Aがつけているネックレスはその魔法石のネックレスじゃないかしら」
「だからそんなに大切につけているのか…」
「他に情報はあるのかい？」
「ええ、もちろんよ。他にはね…」
外見がきれいなだけではない。持ち主の望む力を与えてくれる特別なネックレスである。
不正に使用する人が多いので、今は魔法省が管轄している特別な魔法具である。
修理するにはとてつもないお金ととてつもない技術が必要。今修理や制作ができる職人は世界に二人しかいない。
どのような場合に使用の許可を魔法省からもらえるかと言うと、特別な能力を持ってしまって制御したい人、人より強い魔力を持ってしまってそれを制御したい人、もしくはその両方の場合のみ。
「…だから私は、Aは人より少し強い力を持っているのかな〜と思ったのよ。だからあんなに実践のテストでもいい点数だし、人にやさしく接することができるんだわ！」
リオの言い分は本当にその通りだった。
彼女が他の人とまとってる空気が違うこと、何かを全て見透かしているような雰囲気を持っていること、月に一度の深夜のお出かけはわからないけれどきっとこれが関係している。
だからネックレスが他人の手に渡ってしまえば魔力が暴走してしまい、危ないからずっと体から離さないのだ。
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
