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「君の力はとても希少じゃ。そして、何より例のあの人。ヴォルデモートが欲しがる力であろう。人より強い魔力に、生まれ持った開心術の力、そして人より美麗な容姿。マクゴナガル先生からは初日から君は授業で扱う呪文をすべて成功させたと聞いた。これも彼が君を欲しがるであろう要素になるじゃろう。」
『彼は…人より色々な面で優れていて、他の人は持っていない物を持っている人材を欲しがるのですか？』
「そうじゃ。そして自分に対しての絶対的な忠誠心を持つ者、高貴な純血の家系を欲しがる。」
『なら、私は純血…ではありますが祖父はマグルですし、生粋の純血の家系ではないので狙われることはないのでは？』
そういうとマクゴナガル教授はゆるく首を振って私の質問に答えてくれた。
「彼は優秀でした。自分の知らないことはたくさんの書物や新聞、様々な資料を読み漁り追求する優等生でした。それは今も変わってはいません。彼は気になるものは全て、どんな手を使ってでも調べるのです。彼は今のような地位を手に入れた後、以前に自分のような存在はいなかったか調べ尽くしました。そしてグリンデルバルトの存在を知り、私達が命をかけて戦っていたことも知ったのです。」
『まさか、それで…おばあちゃんのことを、』
「ええ。最終的にはこちら側に帰ってきたとはいえ、一度は向こう側に着いてしまったのですから彼女のことはグリンデルバルトの参考文献に乗っています。彼女が実は優秀な開心術を使用できたことも、美麗な容姿をしていたことも。ですが、一度は彼は見逃したのです。純血でしたが彼女はアメリカ人。イギリスでのマグル出身の魔法使いを排除しようとしている彼には関係がなかったからです。」
『でも彼女がマグルと結婚し、その子供がまた魔法使いと結婚して、彼女から見た孫娘が今年ホグワーツに入学した。』
「そうです。しかも両親や祖母とは違うホグワーツに入学した。これはなにか異例なことが起きたため、ダンブルドアの下で教育を受けさせているに違いない。彼はそう考えているようです。」
『そんな…』
何故か私までこのストーリーの重要人物になってきてしまっている…
まあ、汽車でマローダーズに出会ったときからそんな気はしていたけれど、ヴォルデモートに狙われる側になるとは…
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
