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そして記憶が戻った私は決意した。
[ハリーを救う] と
そこから父の書斎に籠もり、新聞や本を読み漁り今が何年か知り絶望した。
私が入学する年は1971年でハリー達が入学してくるのは1991年
流石にお気づきだろうか。そう。親世代と同じ年に入学なのだ。
ちょっと待って？親世代と一緒？
「すごい！これがニュートの言っていたホグワーツ特急ね！」
「魔法ってすげえなあ…何年経っても慣れねえや…」
無事柱をくぐり抜けた先で祖父母は感嘆のため息をこぼす。
「A、本当に行ってしまうのね？…寂しくなるわ」
『手紙出すよ！それにクリスマスとか休暇には絶対帰ってくる！』
「約束よ！」
クイニーおばあちゃんが私を優しく抱きしめ、耳元で囁く。
「いい？”力”のことは誰にも言ってはダメ。読み上げるだなんて論外よ。」
『うん』
「それと、お母さんからもらったネックレスは肌見放さずつけておくこと。”力”を弱めることができるし、あなたは人よりも魔力が強いからそれも抑えることができるわ。」
『わかった』
「何かあったらセレーナとヴェールに相談すること。あの子達は賢いから。」
『もう！おばあちゃんったら何回同じこと言うの！一週間前から聞いてるよ！』
一週間前からクイニーおばあちゃんに何回聞かされたことか…
流石に物覚えの悪い私でも覚えてしまった。
「もう！心配なのよ！貴方はその…少し、いやかなり私に似てしまったものだから…危機感を持つことは大事だわ！」
「それもそうだ。いいか、A。男は信用してはいけない。最初は愛想のいい感じで近づいてきて気づいたときには…パクっといかれちまうかもしれない」
「そうよ、ジェイコブだって最初はそうだったんだから」
「いや、あれは不可抗力だろう！君が美しかったんだから！」
おいおい、ここは駅なんだ。勘弁してくれよ…と思いつつ、作品中のように仲睦まじい二人を見ていると自然と頬がゆるむ。
この日常だった光景も今日でしばらくの間見納めになってしまうのは少し寂しい。
『おばあちゃん、おじいちゃん』
二人をしっかりと見つめ呼びかける。すると二人はしゃがみこんで私を抱きしめてくれた。
「いってらっしゃい、たくさんお友達を作って、たくさん経験するのよ。」
「ニュートも通っていた学校だし、何よりダンブルドアが校長だ。楽しんできなさい。」
少し目が潤んでいたが、しっかりと二人を見て笑顔で言った
『行ってきます！』
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
