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寮の談話室
食事も終わり、どうやって寮を抜け出そうかな…と考えていながら課題をこなしていると机に２人分の影が落ちた。
「ちょっといいかな」
「話があるんだ」
この声は
『どしたの、リーマスとシリウス』
さっき椅子から転げ落ちてたコンビじゃん
『さっきご飯のとき椅子から落ちてたよね、大丈夫？』
「え、あ、うん！大丈夫さ！」
「痛くも痒くもねえよ」
床石造りで硬いから痛そうなのに…と思ったが本人たちがそう言うならそうなのだろう。
『あ、それでなんだっけ』
「いや…その…さっき君、手紙をもらっていなかった？」
『ああ！うん、もらったよ？』
「その…ラブレター、だったのか？」
え。そんな事聞きに来たわけ？暇なの？(失礼)
なによ〜！！さっき椅子から転げ落ちてたのもそれが原因なワケ？！？！
やだな〜！！！かわいいじゃんか！も〜！！！
『ラブレターだった、っていったらどうすんの？』
ちょっといじりたくなっちゃうじゃん！！！
「えっ…ラブレターだったの？」
「どこのどいつだ？まだ授業始まって一日目、昨日の入学式を入れたって２日しか経ってない。そんな短い期間でしかも手紙なんかで告白するやつはろくなやつがいない！！」
『ちょいちょい、ヒートアップし過ぎだって…』
ここまでグイグイ来られると困っちゃうんだよ…
ほら、日本人の心のままだしさ…()
『あと、手紙は先生から。後で校長室に来るように言われただけだよ。』
「校長室？お前なんかやらかしたのか？」
『いや、やってないと思うけど…』
まって、もしかしたら力のことでなにか聞きたいことがあるのかも…
『あ、ちょっと家庭のことかも！』
「家庭？どんなことだよ。」
「ちょっとシリウス！人の家のことにそんなに突っ込んじゃ駄目だよ。誰だって聞かれたくないことあるでしょ？シリウスだってあるんじゃないの？」
「ま、まあな」
「それに、人には一つや２つ、言いたくない秘密だってあるものだよ。」
多分、これは自分の秘密のことだろうな。
彼の秘密を知っているからこそ心が痛む。
『ありがとう、リーマス。シリウスもごめんね？でも家族に、あまり人に言ってはいけないって口止めされてるから言えないんだ。』
「いや、俺も悪かった。」
「A、校長室に行くんだよね？僕マクゴナガル先生に質問したいところがあるから途中まで一緒に行かないかい？」
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
