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意気揚々と話し始めたセブルスの後ろで、未だにリリーとジェームズたちは言い争っていたが私達が干渉すると余計にややこしい話になりそうだったので一旦離脱した。
そうこうしているうちにスラグホーン先生が入ってきて授業が始まった。
実験の授業だったから流石にジェームズたちも静かにしていたが、クラスの中で一番の出来の薬を完成させたのはセブルスで、褒められている彼を見て二人は悔しそうにしていた。
どんなに大人ぶっても、結局は年相応の男の子だった。
魔法薬学の授業が終わった後
「すごいわ！セブ！初回の授業から完璧な出来なんて！」
「…そんなことはない」
リリーの機嫌は、ジェームズたちがセブルスが褒められているのを見て悔しかったのかとても静かだったことと、自分の友人であるセブルスが先生に大絶賛されていることが嬉しかったらしく、これまでにないほど上機嫌だった。
「やはり、魔法薬学の先生はスリザリンの生徒に贔屓しているのかもしれない！」
「ああ、そうに違いない。何しろあの”スニベルス”が教室一番の出来で、スリザリン寮に１０点を与えられていたからな！！」
彼らの声が聞こえるまでは。
「今度は何なの？！もう放おっておいてちょうだい！」
「やっぱり君たちは騙されているんだよ！…！まさか、こいつに服従の呪文でもかけらているんじゃないだろうね…？」
「ふ、服従の呪文って禁断の闇の魔術じゃないの？」
「そうさ！だから僕は心配しているんだ！愛しのリリーと大切な我が友二人がその”闇の魔術”をかけられている可能性があるからね！」
ピーターが若干怯えたように言うと、それに比例するようにジェームズは活き活きと私達が闇の魔術にかけられているからセブルスと一緒にいるのだと主張し始めた。
ここはヴォルデモートが猛威を振るっており、どこにデスイーターが潜んでいてもおかしくない時代。
”闇の魔術”という言葉にはみんなが敏感になっている
廊下のど真ん中で騒いでいて、しかもその騒いでいるネタが”闇の魔術”であり、そこに集まっているのが六人のグリフィンドール生と一人のスリザリン生であればどうしてもセブルス一人に注目が集まってしまうのはどうしようもない事だった。
「っ！」
セブルスは大きく顔を歪ませ、ジェームズやシリウスを押しのけるようにしてこの場を去ってしまった。
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
