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そんな彼の緊張を解すように私とリーマスはそれぞれ手を出して握手を促した。
『私、魔法薬学とか教科書読んでみたら難しそうで苦手意識が既にすごいんだけど、リリーからスネイプ…くんはそういうのも得意だって聞いて！良ければでいいんだけど教えてもらいたいなあって思っていたの！あと、足引っ掛けちゃったのも謝りたかったし！』
「僕もリリーの話を聞いて君と仲良くなりたいなって思っていたんだ！」
「…セブルスでいい。それと、もう謝らなくて良い。もう十分昨日謝罪は聞いた。」
そう言ってスネイプ教授＿セブルスは私達の手を取った。
「よし！これで私達お友達ね！」
リリーの嬉しそうな声が教室中に響き渡ったとき、バン！と大きな音を立てて教室の扉が開いた。
「ああ、やっと見つけた愛しのリリー！こんなジメジメとした暗い空間にいても君の美しさは一切霞まないねえ！おや、君たちとそこにいるのは誰だい？まさか、あの陰険で狡猾なスリザリン生じゃないだろうねえ？」
なんでこうもリリーを苛立たせる言葉がポンポンと出てくるのかな…
「ポッター、言葉には気をつけなさい。」
「そんな！リリー、僕は君のためを思って言っているんだ！」
「そいつ、入学前から闇の魔術に傾倒しているんだろう？リーマス達もそんな奴といたら危険だ。」
「私達はちょうどお友達になったところなの！邪魔しないで頂戴？！」
魔法薬学の教室は地下で石造りだから二人の声がよく響く。
ジェームズもジェームズだよなあ…
私はセブルスの未来までを知っているから、まだこの時期のセブルスを大丈夫だ、と胸を張って言えるけど、何も知らないジェームズとシリウスがセブルスを警戒するのはわかる。
でも、警戒しているからと言って彼の思想を侮辱したり、ありもしないことを言ったり、人のいる前で辱めようとするのはどうなんだろうか。
一人で悶々と考え込んでいると、隣から小さく、でもはっきりとセブルスの声が聞こえてきた。
「すまない」
『気にしなくていいよ。だってもう私達友達でしょう？彼らも彼らの中で正義があるし、セブルスの中ではセブルスの正義があると思う。だから私は両方とも否定しないよ。』
「そうさ！気にしなくていいよ！それよりも今日の魔法薬学はどの範囲をすると思う？」
リーマスのナイスアシストのおかげでセブルスの表情がどんどん優しくなっていく
「そうだな、一番最初の授業だしきっと…」
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
