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「おや、愛しのリリーではないか！ため息なんてついてどうしたんだい？そうだ！気晴らしにデートでもいかがかな？学校中いたずらして回ったからホグワーツ案内デートは完璧さ！」
「結構よ。」
「おい、相棒。ちょっと出直したほうが良いみたいだぜ？お前の愛しの女神はご機嫌斜めのようだ」
「誰のせいだと思ってるのよ！…私達はこの後の薬草学の授業に遅れる訳にはいかないの！あなた達とは違ってね！放おっておいて頂戴！行くわよ！二人共！」
大声でジェームズに言い放つとリリーは私とリーマスの腕を掴んで歩き出した。
『まだ授業までに時間があるけど…』
「ええ、わかってるわ。昨日約束したじゃない！あなた達をセブルスに紹介するって！さあ行きましょう！きっと薬草学の教室にいると思うの！」
そう言うと意気揚々と薬草学の教室にリリーは歩き始めた。
私は良いんだけど…リーマスがなあ…
アズカバンの囚人のときのリーマスとスネイプ教授の険悪さを思い出して、私は一人苦い顔をしていた。
「A！リリーもう行っちゃったし僕たちも行こう？」
急に黙り込んでしまった私の顔を覗き込んでリーマスが私を誘う。
本当に優しいなあ…
『うん！行こうか』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「あ！やっぱりいた！セブ！」
リリーが声をかけると、セブと呼ばれた男の子がこちらを向いた。
やっぱり昨日私が足を引っ掛けてしまった男の子に間違いない。
「リリー！…その二人は？」
「こっちがAでこっちはリーマス！二人は新しくできた友達よ！あのイタズラトラブルメーカーバカ二人組とは違って本当にいい人たちよ！」
二人のことをそんなふうに呼んでいたなんて知らなかった私とリーマスは笑いを堪えるのに必死になった。
だってそんなふうにくくりつけているとは思わないじゃん？！
かなりの言われようだなあ！ジェームズとシリウス！！
黙って大人しくしていれば成績優秀、眉目秀麗の最高のコンビで最初からリリーに好印象だったかもしれないのに！！
いや、彼らはこれが一番似合うか。何なら今の関係のほうが後になっての絆は深いかもしれない。
「やあ、僕はリーマス・ルーピンだ。」
『組分けの前に足踏んじゃって本当にごめんね！私、A・ゴールドスタインっていうの！よろしくね！』
「ぼ、僕は…セブルス・スネイプ…」
オドオドとしていて、不安そうな彼の瞳は作中のスネイプ教授からは想像ができないものだった。
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ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
