１３ ページ14
全員の組分けが終わり、たくさん出てきた色とりどりのご飯を食べながらリリーやリーマスと談笑…ジェームズやシリウスがちょっかい出してくるから和やかとは言い難い空間であったものの、楽しい時間を過ごすことができた。
結局そのあと直ぐに寮に戻らなければいけなかったからスネイプ教授に会う機会はなかったけれど、リリーは私やリーマスを友人として紹介してくれることを約束してくれた。
…そろそろ心のなかでスネイプ教授って呼ぶのやめとこうかな、本人に直接言っちゃいそう()
さてそんなこんなで初日が終了。
奇跡的にリリーと同じ部屋でテンション爆アゲ()だったし、四人部屋だったので他の二人とも仲良くなることができた。
ちなみに一応紹介しておくと美しい金髪ブロンドのリオ、私と一緒の黒髪でマッシュがよく似合うボーイッシュイケメンのリン
あまりにも顔面偏差値高すぎるから私達の部屋だけで美術館とか作れるんじゃないか、と言ったら三人ともめっちゃ笑ってくれた。最高。アゲ()
みんないい子だったし、何よりノリが良かったため私達はすぐに打ち解けることができた。
最高の友達、最高の環境、最高の立場…
この世の全てと言っても過言ではない(過言)ものを手に入れた状態で始まったホグワーツ生活。
授業が始まる一日目。
新しい世界に胸が踊る…はずだったのだけど思ったよりもハードだった。
早速一時間目からジェームズとシリウスは遅刻、グリフィンドールは初日にも関わらず１０点減点を食らった。
その後の授業も二人はいたずらを仕掛けたり、堂々と居眠りをしたりして減点を重ねていった。
…それをカバーするかのようにリリーが必死に質問に答えていたけれど。
「本当にいい加減にしてほしいわ！あのバカたち！」
『それはそう。流石に減点されすぎ』
リリーがここまで怒るのは無理もない。本当に手に負えないのだから。
「このままだったらきっとグリフィンドールの優勝は程遠いね…」
遠い目をしてリーマスが呟く
二人は授業中だけでなく、休み時間にもフィルチを始めとした教職員や生徒にいたずらを仕掛けては減点をされている。
もしかしたら今頃グリフィンドールの点数はマイナスになってるんじゃないかな…
『これが一日目って…気が遠くなるわ』
３人ではあ…とため息をついていると、ちょうど二人が目の前に颯爽と現れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふゆ(プロフ) - 初めまして、とても面白い小説で続きが気になります…！！もしよろしければパスワードをお教えいただけませんか？ (4月5日 0時) (
レス) id: 484893ce06 (このIDを非表示/違反報告)
夏霞(プロフ) - 初コメ失礼致します〜！素敵な作品で一気見してしまいました。いつまでも待っておりますので、主様の納得のいく続編が完成しましたらパスワードをお教え頂けると幸いです！(><)本当にいつまでも待ちます… (2月12日 23時) (レス) id: f863bb6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - とてもおもしろくて一気に読み進めてしまいました！続きが読みたいので、ぜひパスワードを教えていただきたいです！ご検討よろしくお願いします！！ (2月6日 23時) (レス) @page42 id: e860957a7b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になって仕方がありません！！パスワードを教えていただきたいです！ (2月6日 14時) (レス) @page42 id: 17a9c06ee5 (このIDを非表示/違反報告)
み - 題名に惹かれて一気に読み進めてました！続編を読みたいので、パスワードの方を教えて頂けたら幸いです。 (2月5日 10時) (レス) @page42 id: 678fe28f56 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いろか | 作成日時：2023年12月18日 16時
