表と裏 2

#69 ページ23

それからは、Aは僕と居る事によって精神的に保たれてるような。






バランスを取っているような感じで…








Aには、友達も信用して話を出来る人が今まで1人もいませんでした。









「だから、よーやく信頼してAを託せる人が出来て。



あの子が自ら人を見て、興味を持った皆さんです！



安心して託せます！






お願いします。




Aを助けてあげてください。





あの子を守ってあげてください。





これは、僕からのお願いです。」





きっと、僕が離れる事で不安定にはなると思います






ただ、Aは感情が全面には出ない子です。





でも、本当は誰かに気付いて欲しいのかもしれません…






それは、僕にも分かりませんが。




皆さんには、
見たくない姿も見る事になると思います


今回は、見ないかもしれない。





でも、いずれ見る事になると思います…






それだけ、あの子の闇は深いんです。

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