4 藤の花の家 ページ5
「藤の花の家紋…」
「カァァァァ!! 休息! 休息ゥ! 負傷ニツキ、完治スルマデ休息セヨ!」
え、喋った。鴉が喋った!
「話す鴉もいるのですか?」
『いや、いないと思いたい…』
鴉みんなが喋ってたらもう五月蝿くてしょうがないわ。
「鬼狩り様でございますね。どうぞ」
私達は、竈門さん達の怪我が治るまでここに泊まらせてもらうことに。
鬼狩りでもない私達が泊まってもいいのかと聞くと、鬼狩り様のご友人様でしたらいつでもどうぞ。と言われ、とても嬉しかった。ありがたい。
「お召し物でございます」
服も用意してもらえるんだ。
「お食事でございます」
美味しそう!あれ?
「妖怪だよ炭治郎! あの婆さん妖怪だ! 早いもん異様に!! 妖怪だ! 妖怪ババa」
確かに。めっちゃ早かった。魔力も感じないし。すごい!
そしてご飯中。
めっちゃ手掴みしてご飯食べてる方が一名。
「箸使えよ」
そして竈門さんのご飯も食ってる…!
「お腹空いてたのか?これも食べていいぞ」
竈門さんも竈門さんで当たり前のようにご飯を差し出してる。
これが長男力ってやつか…
うちのお母さん力すごいお父さんといい勝負?
それで、うちの騎士王様はというと、黙りこくって頷きながらもくもくとご飯食べてます。
アホ毛がぴょんぴょんしてて非常に可愛いです。
「お布団でございます」
どうもご丁寧に。
「出たぁ!! 妖怪バb」
あ、また殴られた。
「早いもん勝ち! 俺がこっちだ!」
「いいぞ。好きなとこで寝ろ」
なんか怒ってる?
「布団どうする? お婆さんに言って部屋を別々にしてもらうか?」
私はどっちでもいいや。
『どうする? セイバー。私、どっちでも大丈夫だけど』
「そのままでお願いします」
「じゃあそのままでいっか」
不満なしです。
「えぇっ!? お、女の子と同じ部屋で寝るの!?」
不満ありげな方一名。いや、不満というか喜んでる…?
「善逸は不満か?」
「いやいやむしろご褒美ですっ!!」
あ。この人の性格ちょっとわかってきたかも。
「そうか? じゃあ、どこで寝たい?」
「私はAの近くならどこでも」
いつでもマスターの身を守ろうとしてくれるセイバーいい子。死んでないけどタイガースタンプあげる。持ってないんだけど。
◇◇◇◇
一回消えたんですけど。
一話丸ごと消えたんですけど。
修復作業に心が折れる。
ぼきっ、がくっ…ふよふよ〜
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月兎 - なんとなくでも自分で考えたなんて凄いです!更新頑張ってくださいね!楽しみにしてます! (2020年5月15日 21時) (レス) id: 6671492ea8 (このIDを非表示/違反報告)
*雨玉花乃(プロフ) - 月兎さん» ありがとうございます!ここだけの話、実は出てくる呪文はトレースオン以外何となく私が考えたやつなんですよ。呪文は自己暗示に過ぎない、ってどっかに書いてあったので。 (2020年5月15日 20時) (レス) id: 1d92094334 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - fateの呪文が沢山出て来て、勉強になります!更新頑張ってくださいね、楽しみにしてます! (2020年5月15日 20時) (レス) id: 6671492ea8 (このIDを非表示/違反報告)
*雨玉花乃(プロフ) - ねづさん» ありがとうございます!更新頑張れます!! (2020年4月27日 17時) (レス) id: 1d92094334 (このIDを非表示/違反報告)
ねづ - あっ、この夢小説好きです。(急にすみません)応援してます!更新頑張ってください!!! (2020年4月27日 15時) (レス) id: 2a8953498e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*Kano | 作成日時:2020年4月19日 21時