54話 ページ6
蛙吹「完封されてたわ。上鳴ちゃん」
あははは……
峰田「………あのな梅雨ちゃん……」
爆豪「フンッ！！
どこがか弱ェんだよ」
さくら「あのさー、勝己くん腕だして。」
爆豪「何でだよ」
さくら「痛いんでしょ。治すよ」
爆豪「チッそうかよ。」
っとか言いながらちゃんと出すくせに…笑
勝己くんも治せたし、お茶子ちゃんのところ行こうかな。
控え室の前に着くと、お茶子ちゃんと誰かが電話してる声が聞こえた。
麗日「ごめんな、父ちゃん」
麗日父《いや、こっちこそ忙しい時にすまんな
いやー…テレビ見とったよ！惜しかったなー！！
でもすごかったぞー！》
麗日「惜しくないよ凄くもない 最後焦りすぎたし…あそこからの打開策 何もあらへん状態やったし…完敗」
麗日父《そうなんかァ 難しいことはようわからんけど…別に負けたからって道閉じるわけやないんやろ？来年もあるんやろ？》
麗日「勝ち進めばそんだけ 色んなタイプへの対応とか見せられへんねん
一戦じゃスカウトする方もわからへん」
麗日父《何を生き急いどんのや》
麗日「だって……！！早く私…父ちゃんたち……」
お茶子ちゃんが思い浮かべてたのは、お茶子ちゃんのお父さんやお母さん達のだったんだね…
麗日父《……お茶子はもォ…急がんでも大丈夫やで》
麗日父《そんななるくらい優しいお茶子は絶対良いヒーローになるって俺わかっとるもん》
麗日「ﾋｯｸ……ﾋｯｸ……ｸﾞｽ…」
泣いてる……そりゃそうだ……今の聞いてただけで分かる。お茶子ちゃんが、お母さん達の為にどれだけ努力してしたか。
私は一足先に観客席に戻ろう…
そして、戻るとちょうど
ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄﾏｲｸ《今回の体育祭 両者トップクラスの成績！！まさしく両雄並び立ち今！！
緑谷
VS
轟!!》
2人の試合が始まるところだった。
ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄﾏｲｸ《START！！》
焦凍くんはまず最初に絶対、氷結を出すだろう、逆に焦凍くんは出久くんの力を好きに撃たせたくはないはずだから……
きっと
出久くんのＳＭＡＳＨで焦凍くんの氷結を砕いたことによる冷風が吹いてきた……めっちゃ寒い……
轟「やっぱそう来るか……」
緑谷「っ……」
出久くんの手を見ると……指が赤く腫れ上がっている。
つまり、自尊覚悟の打ち消しをしてると言うことだ……、！
ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄﾏｲｸ《おオオオ！！破ったあああ！！》
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作者名：Toge−ken | 作成日時：2021年4月16日 22時
