50話 ページ2
その後もアイテム解説つきの鬼ごっこは１０分もの間繰り広げられ…
そして…
発目「ふー…全て余すことなく見て頂けました
もう思い残すことはありません！！」
自分から場外に出ちゃった！！
ミッドナイト「発目さん場外！！飯田くん２回戦進出！！」
飯田「騙したなぁぁぁ！！！」
発目「すみません あなた利用させてもらいました」ﾌﾌﾌ…
飯田「嫌いだぁあ君ーー！！」
天哉くん、真面目だから……笑
あ。次、三奈ちゃんと青山くんだなぁ…
見たいけどお茶子ちゃんの応援行きたい！
さくら「お茶子ちゃぁ〜……ん？
顔がうららかじゃない！」
麗日「あ、さくらちゃん…」
めちゃくちゃ眉間にシワ寄ってるよ…相手はあの勝己くんだもんなぁ〜…
緑谷「さくらちゃんも応援に来たの？」
さくら「うん。あ、天哉くんお疲れ様。次は、私とね。よろしく」
飯田「あぁ、よろしく…うん、嫌いだ、あの彼女…」
あはは……
そんな風に天哉くんたちと話していて、ふとお茶子ちゃんを見ると
麗日「…っ」ｶﾀｶﾀ
震えてる……
さくら「怖い…？」
麗日「！う、うん…相手、あの爆豪くんやし…
怖いよ」
そりゃそうだよなぁ…私もやりたくないもん……
私は、まだ震えてるお茶子ちゃんの手をとって両手で不安を和らげるように握った
麗日「さくらちゃん？」
さくら「…お茶子ちゃん、私たちは全員ヒーローになるために雄英に来てる。
だから、勝己くんだろうと誰だろうと手加減なんて概念は絶対ないと思うよ。
けど、夢が同じなら皆ライバルだから。
でも…
ライバルだとしてもこれだけは言える、自分の夢を追いかける為、誰かの為に頑張って
お茶子ちゃんは、誰のために頑張ってるの？その人を思い浮かべてみて…？
大丈夫。一緒に頑張ろうね。」
麗日「！」
お茶子ちゃんは両親の為にヒーローを目指してる。
だから…そのお父さんとお母さんの為と思ったら…少しは不安は和らぐと思うんだけど……どうかな
緑谷「さくらちゃん…」
さくら「私も大切の人の為に勝ちたい、守りたい…UFJの時みたいにもうあんな想いしたくない。誰かと戦うときはいつもそう思ってるんだ。
でも、私はまだUFJの時使った個性を使う気にはなれないの。特に、戦闘の時なんかほんとにダメなの。怖いから。また、ああなったらどうしよう。って。
でも、
勝っても負けてもそれは全部、自分の為になるから…だから応援してるね』ﾆｺ
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作者名：Toge−ken | 作成日時：2021年4月16日 22時
