Versprechen＿＿＿＿ (ページ5)

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4話ページ5

さくら『よし、逃げよう！！』

ﾆｰﾅ「おー！」

木から木へぴょんぴょんしながら行くけど、ノーマンはやっぱりついてきている。

どうしようかなと思ってると

ﾉｰﾏﾝ「あ、大きなイモムシがさくらの前にいるよ」

さくら『えっ！？！？』

伸ばしかけた腕が枝を掴み損ねる。

とたんに下へ落ちていき、心臓がぎゅんっと浮き上がった感覚。

あ、まずいと思いとっさに、ニーナの頭と首を守り受け身をとる。

そして地面に背中をうちつけた

ﾉｰﾏﾝ「さくら！」

焦って駆け寄ったノーマンがしゃがむ。

さくら『ニーナ！！大丈夫？怪我はない？』

ﾆｰﾅ「大丈夫!さくらが守ってくれたから！」

さくら『ほんと、良かった』

ﾉｰﾏﾝ「さくらは！？大丈夫なの？背中」

ゴロンと仰向けになり、へらりと笑う。

さくら『うん、大丈夫、ありがとう』

ノーマンがほっと胸をなで下ろした。

「さくらも捕まったかー！」

「これで全滅ね」

3人で施設前にある木に行くと、既に捕まったみんなが集まっていた。

ｱﾝﾅ「今日もニーナはさくらといたのね」

ﾆｰﾅ「とても楽しかった！あのね、さくらがら私を抱っこしたままはやーく走ったり、木と木を移動するの！」

ﾄﾞﾝ「ニーナはさくらが好きだもんな～」

ﾆｰﾅ「うん！」

さくら『ほんとう？ありがとうニーナ！』

2回戦目は私は休むことにした。

木陰で本を読んでいるレイのもとへ向かう

さくら『レーイ』

レイ「2回目はやらないのか」

さくら『うん、ちょっと疲れちゃった笑』

いつも鬼ごっことかしない時は木陰にいるレイとよくおしゃべりをしている

案外この時間も好きだったりするのだ