早速ピンチ！？ ページ10
飛貴side
日曜日がやってきた。
(今日は和兄と紫耀兄の誕生日プレゼント
買いに行く日だ。楽しみだなーﾙﾝﾙﾝ)
飛貴は、うきうきとしながら出かける
準備をした。
ｺﾝｺﾝ Ｋ「飛貴〜！そろそろ行くで〜」
「は〜い」
(財布はもちろん持ったし、マイバッグも
持ったし、スマホもオッケー)
ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ ｶﾞﾁｬｯ 「和兄、おまたせー」
Ｋ「ほな行こか」
2人は、和也の車に乗り込んだ。
「今日は、和兄が運転してくれるんだ」
Ｋ「そりゃそうやん。飛貴、運転免許
持ってないやろ」
和也は、楽しげに笑った。飛貴は、頬を
ふくらませた。
「バイクの免許は持ってるもん」
Ｋ「はいはい」
Ｋ(かわえーなあ)
末っ子には甘い、和也であった。
「着いたー！！」
市内の大型ショッピングセンターに到着した。
「和兄、まずどこから行く？」
Ｋ「そうやねえ……」
そうして、考えていたら
？「あれ？はっすんやないの」
？「あっ、ホンマや！大橋くーん！！！」
？「大橋、ここで何しとるん？」
？「浮所もいるで」
Ｋ「みっ、皆？」
「なっ、なんで」
なにわ男子(−和也)と、遭遇してしまった。
(ヤバいヤバいヤバい。かなりのピンチだ！！)
Ｋ(…………)
大「２人とも、そんなに焦ってどうしたん？w」
恭「ちょっと珍しい組み合わせやな」
流「ひだちゃん、久しぶりやな」
「りゅうちゃん、久しぶり！」
丈「さっきも聞いたけど、２人で何しとるん？」
Ｋ「丈くん！えっと…２人でぶらぶら
してたんや！」
道「僕たちもそうなんですよ」
Ｋ「そうなん？仲間外れ悲しいやーん」
長「でも、大橋くん、忙しそうでしたよ？」
Ｋ「ｷﾞｸﾘ」
丈「ｷﾞｸﾘ言うてもうてるやん」
大「俺らより浮所の方が大事なんやな？」
(これは…)
「すみません！みなさん。前々から
約束してたんです」
流「大ちゃん、そんな怒らんで。浮所も
こう言ってるし」
大「………。そうや！８人で回らへん？」
「「えっ」」
丈「良いアイデアやなあ」
道「２人とも、それで良いですか？」
Ｋ「いいよ」
「ちょっと、大橋くん」
ｸﾞｲｯ 「ﾋｿﾋｿどういうこと？」
Ｋ「ﾋｿﾋｿいいやない。みんなで回ろうや」
「ﾋｿﾋｿでも、和兄との時間が減っちゃう)ｼｮﾎﾞﾝ」
Ｋ「ﾋｿﾋｿ ｳｸﾞｯ」
Ｋ(飛貴、あざといっ！)
Ｋ「ﾋｿﾋｿ大丈夫、絶対飛貴のこと、
ないがしろにせんから」
「ﾋｿﾋｿホント」
Ｋ「ﾋｿﾋｿおん！」
「ﾋｿﾋｿならいいよ」
Ｋ「ﾋｿﾋｿありがとう、飛貴」
ｸﾙｯ Ｋ「じゃあ、いくでー」
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作者名：bell | 作成日時：2022年7月23日 17時
