102 プライベートなこと ページ9
期末試験も終わり、授業参観も近づいていた、
Aは授業参観でいるらしい手紙も
操翔に手伝ってもらい、書き終えた。
そして今日は手伝ってもらった見返りに一緒に
"あにまるかふぇ”に行って欲しいと
頼まれたのだ。
"個性”のある今世では、街中にどんなモノ
があってもおかしくない。
ちなみに"あにまるかふぇ”は
ペットの連れ込みが可能なのだが、さすがに
グウ(Aのペットの白虎 グウェイン)
を連れていくのは注目を集めてしまうので
やめておいたのだ。
Aが待ち合わせの場所に着くと
雷狼竜 操翔は
すでに着いていた ヒーローコスチュームは
和装なのに対し、今日の私服は
ボーダー柄のTシャツに黒いシャツをはおり、
黒い膝下までのズボン、そして白いスニーカーだ。それに対しAは
青いノースリーブワンピースと白いスニーカー
とラクちんなものだ。
『お待たせしました、
操兄、行きましょーか』
操翔「…あぁ、こっちだ」
迷わずスタスタと歩き始める
場所を覚えているということに
よっぽど行きたかったということが
よく分かる。
『わぁ、これはまたファンシーな感じの…』
そのお店はとても大きく、中からは
女性客の声ばかりする。
操翔(ランスロッド)が入りにくいのも
うなずける。
Aが先に店内に入ると女性店員が
笑顔で接してきた。
後ろにいる操翔を見ると
見とれて一瞬フリーズしたが、きちんと
案内をしてくれた。
もふ…もふもふ……
先程から一心に動物達をもふもふしている
操翔は心做しか嬉しそうだ。
顔は真顔なのであくまで 多分 だが。
一方、Aの周りには猫科の動物が
集まっていた
個性の影響か、猫科の動物と意思疎通できる
Aは、とても好かれていた
『うん、そうだね…ここの環境良くないね…』
操翔「どうした」
『操兄、この子達と話してたんです
けどね…このお店、柑橘系の匂いがするんです』
操翔「ああ、そうか」
『さすがです、操兄、あとですね
金属の音が……』
操翔「分かった、伝えてくる」
『おお…！猫ちゃん達、よかったね！』
「「んなぁぁ♪」」
その日、Aと操翔により、その店の
環境が改善され動物達にとって
より良い環境になった事は
言うまでもないことだ。
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R_yomoya(プロフ) - ちくせう！一番気になるところで止まっちゃった！ (2021年6月21日 15時) (
レス) id: 53959ad895 (このIDを非表示/違反報告)
uka8502(プロフ) - いやぁ〜!!相澤先生!!相澤先生!!面白い!!更新頑張ってください！ (2020年4月25日 21時) (レス) id: 7913de20e0 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 小説読ませて頂きました。面白かったです！！更新頑張ってください！ (2020年1月12日 20時) (レス) id: b642667d0a (このIDを非表示/違反報告)
人間 - 続き、いつまでも待ってます！！！ (2019年6月25日 20時) (レス) id: 1057fa2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルト・ルム | 作成日時：2019年1月5日 10時
