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Story45 ページ46

ドアがしまったあと、俺たちの中にはしばらく沈黙が続いた。


みんな、翔が居なくなって寂しいと思っている。


でも、みんなの表情が謙杜の時と違うのは明らかや。


確かに寂しそうな表情ではあるんやけど、その奥に祝福の気持ちが見える。


きっと俺も、そんな顔になってるんやろうな。


自分で鏡を見た訳じゃないから分からんけど、何となくそんな気がする。



この日俺たちは、謙杜の時みたいに翔との思い出話をした。


そして、必ず全員で退院しようと約束をした。


絶対に、この4人で。

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作者名：凛花 | 作成日時：2020年9月14日 22時

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