#109 ページ29
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「あーっ!!
なんでタオル巻いてんねん!
しかも入浴剤入れとるし……」
『ちょ、なんでなんもしてへんの!』
目のやり場に困る……
「ほんま、ありえへんわー」
『こっちのセリフ!』
ぶつぶつ文句をいいながら隆平は浴槽に入って
うちを後ろから抱きしめる形に
『変なことはしやんって約束やからな?
忘れてへんよな……?』
「もっちろん……なぁ、キスはアカンの?」
『……キスぐらいやったら…』
「よしっ」
キスぐらいなら、と言ってしまった自分に
後悔するのはまだ知りもしやんかった
「Aの綺麗な背中見たらムラムラしてきた……」
そう言ってうなじにちゅっとキスされる
『んっ……』
思わず変な声がもれる
「そんな可愛い声出されたら止まらんくなるやろ」
グイッと手で頬を押されられ隆平と目が合うと
色っぽい目で見つめられキスされた
『んんっ……』
つい声をもらしてしまうと
その隙を逃さないように
すぐさまにゅるりと舌が入ってきた
『……りゅ……へ……』
「Aっ……」
ぴちゃぴちゃといやらしい水音が響く
キスに夢中になってるうちに
いつの間にかタオルをはがされていた
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作者名:円華。 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/lovesuba1225
作成日時:2015年9月9日 15時