アイドルと同棲してます。<橙>＊3 (ページ14)

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マルside

ライブが終わって

今は楽屋でA待ち

さっきMCんときに"後で楽屋来て"って囁いてきたから

もーすぐ来るはず

あー、早く触れたい……

『失礼しまーす』

あ、｢｢Aちゃんや！！｣｣

おい。

『どっ、どうも……お疲れ様です！』

｢もー疲れたわぁ、Aちゃん癒してぇや｣

『えっ……』

｢しーぶーやーん？｣

｢やから、マルその顔怖いて……｣

Aすぐ渋やんには流されるんやから

｢Aも来たからシャワー浴びてくるわ｣

『うん……？』

なぜか、不思議そうに俺の顔をまじまじ見つめるA

｢あぁ、心配せんでも後まで構ったるからな♡｣

『う、う、うん……』

｢ひゅー♩｣

｢アツいね～♩｣

｢絶対Aに手出さんといてな

特に渋やん。｣

｢はいはい｣

そう言い残して楽屋を後にした

｢なぁ、Aちゃん｣

『はい？』

｢束縛されたりしてへんよな？｣

『隆平はそんなことしませんよ～』

｢いや、マルあぁ見えて束縛しそーやもんな｣

｢さっきの"手出さんといてな"とかめっちゃ怖かった～｣

『あははは……』

こんな話をしとったなんて俺は知るこっちゃもないんやけどな

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