37.再会 ※玲王side ページ37
『凪！玲王！』
Aは俺等を発見するなり、パッと笑顔になりこちらに手を振り、駆け寄ってくる。
周りの連中もまた一段と騒がしくなった。
凪「うん、やっぱり可愛いだよね」
玲王「凪、お前それ言ってて恥ずかしくねーの？」
凪「なんで？事実じゃん」
コイツ、マジでなんか無性に腹立つ
ついでに周りの奴等うっざ
つーかA、オマエは動くだけで馬鹿みたいに目立つんだよ、大人しくしてろ
玲王「目立ち過ぎだ馬鹿、つかもう笑うな」
『会った瞬間の理不尽』
凪「どうしてここにいるの？」
そう言いながら凪はAに背後から抱きついた
玲王「凪テメー離れろ」
凪「んー」
『凪くん重いです。玲王に寄生してください』
Aに凪を渡された。
これはまぁいつものことだ。
『私は日本フットボール連合の者です。主に広報やってます！』
そう言いながら制服のスカートを両手で軽くつまみお辞儀をした。
パーティーで見るそれ、カーテシー的なやつ。
『いらっしゃいませ！お待ちしてました！』
にっこりと品よく笑みを浮かべた。
『これが私の高校生活でやりたいこと！』
なるほど
こそこそ企んでいたのはコレか
で、この企画に俺ら2人が欲しかったと
凪も同じように納得している様子だ
『スカウトは関わってないよ？ちゃんと選ばれるべく人から選ばれて二人は強化選手になってるから。安心してね！』
凪「ちょきは？」
『持ってきたよ！しっかり固定して！』
凪「ありがと」
ふにゃりと笑う凪にまたAもふにゃりと笑顔を返す。
なんつーか空気感緩いなこいつら
『ねぇ玲王？』
玲王「ん？」
『玲王パパにここ来る時なんか言われた？』
玲王「いや？特に何も」
そういや驚くほど何も言われなかったな
文句の一つくらい言われると思っていたが
『そう』
意味ありげに何かを考えている様子のA。
玲王「親父と何かあったか？」
『いやなにも？特に不平不満を言われず来れたなら良かった！』
いつも通りの表情
気のせいか？
38.仕事ぶり ※絵心side→←36.再会 ※玲王side
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かにみそ(プロフ) - 緒臣さん» コメントありがとうございます！豹馬くんにはあの綺麗なお顔でシレっと強気でいて欲しいと個人的に思っています。笑 (2022年11月6日 21時) (
レス) id: 095408bbf2 (このIDを非表示/違反報告)
緒臣(プロフ) - 豹馬くんかっこよすぎてかっこよ死しました (2022年11月6日 20時) (レス) @page47 id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
かにみそ(プロフ) - airaさん» コメントとても嬉しいです！ありがとうございます^ ^ 応援頂けると本当に頑張れます！今後も是非遊びに来てください！ (2022年10月24日 19時) (レス) id: b4f4061743 (このIDを非表示/違反報告)
aira(プロフ) - 凪くんと玲王くんの小説どタイプすぎます泣更新頑張ってください！楽しみにしてます♡ (2022年10月23日 23時) (レス) @page7 id: 45cab6be0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにみそ | 作成日時：2022年10月22日 14時
