参話【続･後日談 三人の万年筆】 ページ5
谷村「買ってきた!!」
宮内「買ってしました!!」
戸山「中々趣味が合いそうです。」
山田「上2人はいいとして、戸山は何！？やめてよ怖いよ!!」
直「それぞれなんて言われましたか？」
谷村「私は「この万年筆は自然と穏やかな文学を愛するあなたによく似ています。」だった。」
宮内「僕は「この万年筆は人の力になる事と星が好きなあなたによく似ています。」でした!!」
戸山「私は「この万年筆は悪戯に惹かれ人の頭を悩ませることを好むあなたによく似ています。」でしたね。」
谷村の手には白と緑を基調とした万年筆が。
宮内の手には星空と茶色を基調とした万年筆が。
戸山先輩の手には青と紫と黒と白を基調とした万年筆が。
それぞれ、個性によく合っている。
山田「直ちゃんは蓋が茶色で本体は黒、本体に無数の傷跡で」
山田「私のは蓋がオレンジで本体は茶色から黒のグラデーション」
山田「それで谷村ちゃんのは蓋が白で本体は緑と少し白」
山田「宮内君のは蓋が綺麗な星空で本体は焦げ茶」
山田「戸山のは蓋が黒と青と紫のアーガイル柄で本体は白……だね。」
直「個性に合いすぎてますね。」
谷村「直とかビンゴもイイトコじゃん。」
直「そんな事言われても嬉しいだけだぞ。」
宮内「谷村先輩のもぴったりですね!!」
山田「何気に宮内君も凄いぴったり。」
直「戸山先輩凄い合ってますね。」
戸山「ありがとうございます。山田も合っていますけれどね。」
山田「ごめん凄い嬉しい。でも私こんなに可愛くないよ……。この子凄いかわいい。」
直「うちの子自慢ですか。まぁ分かりますけど。」
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作者名：狐花@リコリス | 作成日時：2017年5月14日 0時
