九十九難 ページ3
A「…？！？」
混乱混乱困惑混乱
今、自分の置かれている状況が分からず先程まで思考回路を埋め尽くしていた過去などどこえやら。視界が暗いままでよく分からないけど、息をする度に押し付けられている板も緩やかに上下して、息苦しいのに心地いい。
幸村「正直信じたくないけど、忘れてた。それに、君も覚えてなかったよね…。｣
ポツリと呟かれた声に反応するべきか迷っていると
幸村「…A。A。A。うん。そうだよね。泣き腫らしてた子には見えないけど確かに君だった。強くなったあの子だったんだ。」
どこからつっこんでいいのか分からないけど凄く一人で納得していく幸村さん。
そろそろ、息が苦しいのと状況が状況で落ち着かない。
とんとんと幸村さんを叩いて合図すると気づいたようで何事もなく話してくれた。
すると我に返ったように目を大きく見開いて、
口をパクパクし出した。
A「幸村さんが公園の…。その、ありがとうございました。」
幸村さんにできるだけの感謝を込めて深々と身体をおる。
幸村「昔のこと…だし。俺も忘れてた…から。」
気にしないでとそっぽを向いたまま言われた。
そのまま、無言だったがどちらからとなく、夕飯…と食事を取りに行った。
沙苗「A先輩、私はもう我慢の限界です。」
悔しいような、悲しいような顔で私を睨んできた沙苗。
A「ごめんね…今日、決着をつける。そろそろ、潮時だとおもうんだ。」
この言葉を聞くと沙苗は苦笑して、
そう言うと思ってと言い、私に携帯の画面を見せてきた。
そこには
『光里先輩。今日の夜、大浴場近くの談話室に来てください。お話したいことがあるのでよろしくお願いします。』
こう書かれていた。
A「沙苗…」
沙苗「A先輩、思ってることは口にしないと伝わらないですよ。光里先輩にも言えることですけど。とにかく、仲直りしてきてください。」
ぐっと握った手は暖かく、勇気づけてくれているような気がした。
今日こそ、私は光里と仲直りするんだ。
？「宮藤A。私はお前を…」
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結野(プロフ) - 続き！楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2019年1月16日 22時) (
レス) id: f792b77764 (このIDを非表示/違反報告)
狐いろ - めめこむまーりんさん» やっと更新出来ました…！続きを楽しみにして下さって本当にありがとうございます！ (2018年10月21日 18時) (レス) id: 4d47f32001 (このIDを非表示/違反報告)
狐いろ - あいあいあいああいさん» 続きます！長らく更新停止していてすみませんでした…。また、カタツムリ更新ですがもし良ければよろしくお願いします…！ (2018年10月21日 18時) (レス) id: 4d47f32001 (このIDを非表示/違反報告)
めめこむまーりん(プロフ) - 続きが凄く気になってます。更新をお待ちしてます。 (2018年10月11日 13時) (レス) id: 43047aa610 (このIDを非表示/違反報告)
あいあいあいああい - これって終わったんですか？続くんですか？ (2018年7月29日 16時) (レス) id: 47db81ffde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐いろ | 作成日時：2018年2月16日 17時
