美女と関ジュ 1 (ページ32)

今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:243,803 hit

32【制服】ページ32

SideA

今日は学校帰りに雑誌の撮影へと向かう。

いつもは車の中で私服に着替えとったけど

初めて制服のまま仕事へ行く。

「お嬢様、本当に着替えなくて

よろしいのですか？」

A「ちょっと不安だけど、

たぶん大丈夫」

「左様でございますか」

そうこうしているうちに、車はスタジオに着いた。

もうお嬢様ってバラしちゃったけん

わざわざ少し遠くに停めることもなく

近くで停めてもらう。

執事が車のドアを開けてうちは車の外へと出た。

「お嬢様、いってらっしゃいませ」

A「いってきます」

うちは恐る恐るスタジオへと向かった。

楽屋に着いてドアを開けようとする。

でも、少し反応が怖くて開けられない。

仲からはみんなの楽しそうな声がしてる。

どうしよう……。やっぱり着替えてくればよかったかな。

そんなことを考えとったらドアが開いた。

誠也「うわっ！……え？A？」

まだ心の準備が！！！

A「あ、せい、やくん……」

誠也「かわええ！！」

真鳥「もう衣装に着替えたん？」

丈一郎「ちゃうやろ。今日の衣装黒やし」

大橋「それ制服？めっちゃかわええな！！」

うちの不安なんか飛んで行くくらい

Funkyのみんなは褒めてくれた。

朝田「その制服って、聖マリア女学院？」

今江「えっ！？あのお嬢様学校の！？」

草間「すっげ。ほんまにお嬢尾様や」

古謝「ってか、なんで淳弥は

聖マリア女学院のって知っとん？」

丈一郎「オネエやからや！」

朝田「誰がオネエや！！」

真鳥「よっ！姐さん！！」

朝田「だ～か～ら～！！」

なんだ。心配なんてしなくてよかった。

心配しとった自分がバカみたい。