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SideA
しばらく経って合格して、
うちは大阪へと引っ越ししてきた。
やっぱり男性だけがいる中、女子1人は目立つのか
何人もの男性に見られて怖かった。
そんな時、また話しかけてくれたのは
あの男の子だった。
西畑「猫宮さん」
A「あ、西畑さん」
よかった。西畑さんも合格できたんだ。
西畑「猫宮さんも受かったんやね」
A「はい。西畑さんも」
その時、西畑さんにじっと目を
見つめられているのに気付いた。
どうしよう。クウォーターだってバレる……。
そう思ってスッと視線を逸らした。
なぜ、うちがお嬢様であることを隠しとったんか。
その理由は、うちが小学1年生の時に遡る。
猫宮ホールディングスは、
うちが思っとった以上に大企業らしく
当時、小学生だったうちはそんなことは
これっぽっちも知らんかった。
そんなある日の学校帰り、うちは誘拐された。
目的はもちろん身代金。
つまりは、うちの財産目当て。
無事にうちは助けられたけど
うちを誘拐した人はうちのクラスの子の親やった。
そして、学校も今の学校の系列校に転校して
学校以外ではお嬢様であることを隠した。
また、同じことが起きないように……。
親の七光りだと言われるのが嫌だった。
ラッキーメンバー(Funky8)
今江大地
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末澤誠也が大好き - 何回か読ませて頂きました！とても面白く現実でもあったらいいなと思ってしまいます。これからも何回か読ませていただきますがお願いします！ (2020年3月7日 21時) (
レス) id: a77830c0c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：末澤桜姫
| 作成日時：2019年6月16日 16時
