楽しかったです先輩と迷子になったの!!! ページ20
部活で、大きなホールでの音楽祭がありました。
我らがギタマン部、そこへ参加しにレツゴ。
とても大きな会場。
それにしてもちょっと薄暗くて、近寄り難い雰囲気を感じたのは自分だけでしょうか?
裏方の道は狭い。
コントラバスを担ぐ先輩と、その友達先輩の後ろについていた自分は、先へ言ってしまう部民たちに置いてけぼりにされ、4人揃って迷子に…。
一人の先輩は、自分に「巻き込んでごめんね」って言ってくださったのですが、謝る必要ないですよ、と思いました。←口には出さない
あとの二人の先輩が顧問を探しに行ったところで、すれ違いに顧問登場。
助かりました。
ちなみにこの顧問、ある芸能人に似ていて…誰だっけ…
あ、そうそうアンミカさん。
彼女の笑い方が、顧問にそっくりで…ガタガタ。
おっと、話が大分ズレた。
顧問についていって楽屋への道を歩いていると、同じ音楽祭に来ている別の中学校吹奏楽部の人たちが元気よく挨拶してくださいました。
げ…元気すぎる…その活気半分下さい←←←
それのせいで精神が30%崩れましたが、なんとか我らが楽屋に着きました。
本番に演奏する曲は2つ。
一つめの曲は、ベース担当なので問題なし。
問題はもう一つの曲です。
これはギターパート。
顧問は二人いるのですが、これはさっきのアンミカ先生が指揮してくださります。
比較的かんたんな曲ですが、最後に二回、ギターのキメポイントがあるんです。
そこを先輩と二人だけで合わせなければいけないのが辛くて…
というのもこの先輩、他の人と少しだけ雰囲気が違って。
そもそもギタマン部での少ない男子部員の一人であり、
こう言ったらなんですがモテる人なんです(どこが良いのか分かりませんが)。
部員の何人かが彼のこと好きみたいで。
ギターもうまいし。
恋愛ごととかめんどくさいし、自分は近寄りたくない、顔も見たくないって思っているのに。
その人と音を合わせなければいけなくなりました…Ω\ζ°)チーン←この絵文字お気に入り
なかなか音が合わないから、しかもあのアンミカ顧問が「顔合わせてから気持ちを一つにしろ」とか言い出すもんで。
いつもの部室までならまだしも、狭い楽屋の中でもこの惨劇を繰り出すなんて。
(さらにこの顧問、彼関連のジョークも繰り出す)
周りの部員は笑っていましたが、彼女らの内心がどうなっているか分からず。
誰かの恋愛には手を出したくないねん。
精神50%減。
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作者名:もみー | 作成日時:2023年11月20日 21時