青葉が42枚 ページ2
国見side
やっと学校が終わり、家に帰った。
夜中、なかなか眠れないまま学校に向かう。
早く来すぎたかな？
部室の前には誰も居らず、居る気配すらない。
バスが止まってる場所に行くとバスの横には霧嶋が居た。
霧島は俺に気付くと話しかけてきた。
『お、おはよう国見くん。結構早いね』
国見「あー…ちょっと寝れなかったから早めに来た。霧嶋だって早いじゃん」
『いや、それは当たり前でしょ！だって…』
ん？霧嶋？
俺が首を傾げてみてると気付いたのか慌てて話し始めた。
『……だって、楽しみなんだもん。東京！私、小さい頃に住んでたからさ。
久し振りの東京！って思ったらワクワクしちゃって、なかなか寝れなかったんだ』
あれ、何か違う。
なんとなくだけど、今さっき霧嶋は何か誤魔化したように話してる。
そこまでして誤魔化す理由がわからない。
国見「霧嶋って、東京に住んでたことあったんだ」
『うん、小学2年までだけどね！それでもその時の友達とか幼馴染みとゲームしたりバレーしたりで楽しかったんだ！』
国見「そうなんだ」
最近元気がなかったせいなのか今の霧嶋がちょっと楽しそうに話してるのを見てるとほっとした。
『あはは、つまらなかったよね。ごめんね』
国見「別に、面白かったよ」
霧嶋が何を誤魔化していようと少しでも楽しそうに話してる霧嶋を久し振りに見れたからいっか。
……って、何言ってんだ俺は。
そうこうして霧嶋と話してると部員が集まってきた。
一人だけ除いて。
いまは…1:53。
(梨絵)「す、すみませぇ〜ん！寝坊して遅れちゃいましたぁ〜！！」
及川「大丈夫だよ！時間までには間に合ってるから！」
寝坊、か。
そう言えば、、高森さんもマネージャーなのになんでこんなに遅いんだ？
寝坊したでもおかしいだろ。
そう思いながらも出発の時間になりバスに乗り込む。
あ…霧嶋の隣、空いてる。
国見「隣、座っていい？」
『はい？』
霧嶋に話しかけると、ぽかーんとした表情でこっちを見てた。
『ど、どぞ……』
霧嶋の隣に座り、バスが動き出した数分後に俺は寝てしまった。
目が覚めると、殆どの皆が寝ていた。
背伸びをしようとしたら右肩が重いなと思って横を見ると、霧嶋が寝ていた。
起こさないよう頭を肩に乗せたままカメラで霧嶋の寝顔をこっそり撮った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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水無月のぞみ - 悪女滅べ！ (2月21日 17時) (
レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - 続き楽しみにしてます。頑張ってください (2021年8月23日 12時) (レス) id: a84504780e (このIDを非表示/違反報告)
みくぅ(プロフ) - 面白いと思ってたら2年前の作品だったんですね・・・続きが気になります・・・ (2020年7月25日 22時) (レス) id: b1c924f52e (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん - 続きがめっちゃ気になります。更新頑張ってください！ (2018年8月10日 17時) (レス) id: 3aa826c620 (このIDを非表示/違反報告)
ソルト(プロフ) - 今書いているこの作品を一度消してもっと違う作品を書いてほしいです… (2018年6月5日 17時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：?黎葉??叶夢??奏椰??梛戯??緑葉? | 作成日時：2017年11月12日 20時
