おとぎ話のような世界で (ページ3)

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昔話2 ページ3

妹の方のプリンセスは16歳を機に自分の部屋に1日のほとんどの時間閉じ込められることになりました。

村の人々は妹のプリンセスが急に姿をあらわさなくなったことに疑問を持ちましたが王様が権力で黙らせました。

王様は国全体に【妹の方のプリンセスのことは気にするな。病にかかっただけだ。】と知らせ事をおさめました。

一方そんな妹のプリンセスは唯一自由になる時間がありました。

夜のみんなが寝静まった10時～明け方の3時までは自由でした。

その自由な時間を使いプリンセスは村の人々のところにお城にある毛布や食事や小麦粉などたくさんのものを届けました。

次第にそれに気づいた村の人達は夜遅くまで待ち人影が見えたので外に出るとそこには病で倒れ寝たきりのはずのプリンセスが自分たちのために色々なものを置いておってくれていることに気づきました。

それからは村人達は夜に少しプリンセスの話を聞いたりして行くうちにﾀﾋんでしまった前の王妃様にとても似ていてこの人に将来国をおさめて欲しいと思うようになりましたが、プリンセスのことを考え王には言いませんでした。

プリンセスは村に行くついでに森によっては色々な動物達とも仲良くなっていました。

クマやオオカミでさえも仲良くなれました。

何故かと聞かれたら両方とも孤独だったからです。

クマもオオカミも人間に恐れられ孤独でした。
プリンセスも誰からも愛されることのなかったため唯一楽しかった小さい頃を思い出しているだけだったのでそんな動物とは心を通わせることが出来ました。

プリンセスは孤独と思われましたがたくさんの森の動物や村の人達から愛されていることに気付かされ幸せにやっていました。

そしてプリンセスが17歳の誕生日の時あるものを見つけることになります。

誕生日と言っても家族から当然のように祝ってもらうこともなく昔から仲の良かった執事の数人から祝ってもらっただけでしたがそれだけでもとても嬉しそうにしていました。

プリンセスは村人達と、森の動物達から閉じ込められてから祝ってもらっていたためそれを楽しみにそわそわしていた時、プリンセスが生まれる前からずっと務めていた執事の一人からある箱を貰い中を開けると一冊の分厚い日記のようなものが入ってました、

開けてみるとそこには…………………