おとぎ話のような世界で (ページ2)

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昔話1 ページ2

昔々あるところにアレンデールという大きな王国を治める王様と王妃様がいました。

2人は村の人達からとても好かれていて国民のために最善を尽くしていた人でした。

中でも王妃様はとても美しく心も綺麗な人でとても人気でした。

そんな幸せな2人に1人の子供が生まれました。
生まれた子は初めは優しそうだったものの意地悪で醜い心になっていきました。

醜い心になればなるほど顔も醜くなっていきました。

醜くなった理由は【2人のあいだにさらに女の子がもう1人生まれた】からでした。

さらにもう1人の女の子はとても美しく優しい心純粋な子でした。

そんな姉妹には次第に差が生まれていきました。

愛情は平等だったのですが何事も素直に行う妹ということを聞かずワガママばかりの姉は仲もよくありませんでした。

そんなことを心配した王妃様はしばらく2人でいさせようと思い2人で一部屋にしたところあまり上手くいかずに王妃様も困っていました。

そんな中王妃様はアレンデール王国を狙い続けていた悪の組織【BLACK】によってころされてしまいました。

それに怒った王様はBLACKを捕らえようとしますが手がかりも見つからずに月日は流れていきました…………

王様は毎日酒に溺れろくに2人の姉妹の面倒も見ませんでした。

執事たちが2人に付きっきりで世話をしましたが姉の方はさらに我儘にそして心も醜く顔も醜く育ち、妹は大人しく優しく美しい娘に育っていきました。

姉が15歳、妹が13歳の時、継母がやってきました。

その継母はみんなの前ではいい顔をして裏では実に醜くずる賢く意地悪でした。

王様は新しい王妃を迎え入れて喜びましたが前の王妃を忘れられないのかさほど継母のことを愛しませんでした。

そして姉が18歳、妹が16歳の時に事件が起きました。

王に愛情を注いでもらえない継母と意地悪でわがままで醜い姉は自分より美しく誰からも好かれる妹を閉じ込めようとしました。

それを知った王様はそれに賛成してしまいました。

理由は簡単です。

ﾀﾋんでし待った王妃にとても似ていて見るだけで王妃を思い出してしまうためなるべく見たくなかったのです。

そこから既に魔法は始まっていたのです。