世界を統べる者たちよ【神樹を守る子ら】【リレー小説】

友達2人 ページ25

ねえ聞いてよ！

気がつくとうちの第三部隊は大所帯になってたんだよ！？
やがみんも強いし、エルちゃんはまあ、いつも強いからさすがに変わってるか変わらないかで言うのはさすがにちょっとあれかな？って思ったりしたけど、何よりとんでもない強さを得たのはノアなんだよ！！？
惑星魔法だって！何かなーって思ってノアに聞いたら、惑星の名前に対応した効果の魔法群なの！


…とまあ、ここまでかなり早口で話しちゃったので、ここからは本題に戻るね。

あたしの魔法『障壁魔法』はいわゆる創る魔法。
障壁の形は自由だけど、守ったりする以外の用途になると作られる形はかなり縛りがあるのが特徴なのよね。
だからこそ、あたしは隊長としてそれを改善するのを急がなきゃ行けなかった。

どうやったら守れるか。
隊員みんなだけじゃない。自分の身もみんな守れるくらいがいい。
オーベロンには、力を求め過ぎれば身を滅ぼすぞなんて言われた。

でもさすがにあたしも自分の力の限界は理解してるので、新しい技を考えることにした。

どんなのがいいかな。
あえて上から落っこちて見るのもいいかな。
高くまで登った後に、障壁魔法を纏って落っこちて。
まだ試せるほどは確立していないけれど、いつかエルちゃんにマグノリアx号なんて作ってもらって、技の練習でもしようかな。

｢……マグノリア、空想に耽る暇があるならもう少ししっかり報告書をまとめて。フォーマットは合ってるけどページが違うわ｣

そんな中で出した報告書は、ユカが指摘しながら貰ってくれた。

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