【TXT夢】3人の02ライン 2nd (ページ43)

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pain ページ43

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朝目覚めた瞬間、ズキズキと痛むお腹。

もしくは痛みによって目が覚めたのかもしれないが。

今日はなんと休日をもらったのだけれど、何も出来そうに無かった。

寒くて布団から出られないし、なにより今は1番痛い日だ

そもそも私はそれほど痛みがくる体質ではなく、ソレの前に訪れる苛立ちや憂鬱な気持ちが大きい方である

だがしかし今は子供でさえ凍える冬で、冷え性なのも相まって痛むのだ

布団にくるまったままスマホを見てみると、もう活動し始めてもいい時間。

けれど、痛みが収まる気配なんて無い

マネージャーさん達が気遣ってくれた結果、私の部屋にはシャワーやお手洗いがある為、部屋から出なくてもある程度は生活出来るようになっている

その嬉しさを噛み締め、ベッドから脱出し洗面所で鏡を見ると最悪だった

顔色がいつもよりも悪いし、隈がやばいのである

せめてもと思い髪を梳かしてキッチンに水を取りに行った

YJ「Aヤ、大丈夫？」

私の顔を見た瞬間、ケンチャナ？と声を掛けてくれるヨンジュンさん

はい、大丈夫です、と我ながら生気のないが返事をした

他のみんなはまだ起きてないみたいで、ヨンジュンさんはラーメンを食べていた

「今日お休みなので、、もうちょっと寝ます」

YJ「ゆっくり休んで、おやすみ」

だんだん鎮痛剤が効いてきたと同時に、私は睡魔に襲われた

コンコン、とノックの音で目が覚めた

ドアの向こうから入っていい？と声が聞こえ、寝ぼけながらはい、、、と返事をする

ドアノブを捻る音が聞こえ、目を擦りながら起き上がろうとすると止められた

TH「起きなくていいから」

「うぁ……」

TH「朝から何にも食べてないってヨンジュニヒョンに聞いたから、ゼリーもってきた」

「ん……ありがと」

TH「夜はちゃんと食べないとだめだから」

「……はぁい」

TH「冷蔵庫に入ってたから常温に戻しといたけど、食べれそう？」

「うん、たべれる」

TH「さむくない？」

「…ん、さむい」

TH「あは、寒いんだ」

ちゅーちゅーとゼリーを吸いながら答える

てひょんくんは目を細めて微笑んだ顔綺麗だなあ、とふわふわした頭ながらも、そう思った

TH「僕も寝ようかな」