🦊×🐈 ページ24
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今日はヨンジュンさんと私以外の皆は仕事で、家には2人きり。
午後から仕事だし出来るだけ寝てたい気持ちもあるけど、目覚ましをかけて9時に起きた
ささっと洗顔と歯磨きを済ませリビングでだらだらしていると、部屋から寝起きのヨンジュンさんが現れた
「おはようございます」
Y「ん……はよ」
寝起きはいつにもしてむにゃむにゃしていて平和だ、かわいい
まぶしいのか、怖い目つきのままソファに 私の隣にすわった
「んふふ、まだ起きなくてもいいんじゃ？」
Y「…Aが起きたから…俺も起きた」
ほとんど寝ているんじゃないか、と思ったけどしっかり目は覚めている
クッションを抱き抱えてぽやぽやしているヨンジュンさんは、いつもよりもやわらかく見えて可愛い
「わぁ…ひひ」
じゃあ…と、ソファから立ち上がろうとすると 腕を優しく、しかしガッチリと掴まれた
「わ、なんですか…？」
Y「どこいくの」
「キッチンに…お腹空いてますか？」
Y「空いてない、だからここに居て。」
「…はい」
小さい子供みたいにそう言うヨンジュンさん。
小さいアヒルの子みたいで可愛い
口もアヒルみたいだし。
Y「Aはねむい？」
「…まあ、ねむいです」
Y「ねないの？」
「わたしは……。ヨンジュンさんは寝ないんですか？」
「すごく眠そう、」
Y「ヨンジュンオッパ」
「ひひ、ヨンジュンさん？」
Y「……返事しないから」
「ヨンジュンさん〜？」
「ヨンジュナ？」
「ヨンジュンおっぱ？」
Y「寝たい」
「ふふふ、寝室に運びましょうか？」
Y「Aじゃできないでしょㅋㅋ」
「最近筋トレしてるのに…」
Y「そういうことじゃなくて、逆だから。ね？」
「……もしかして、私が運ばれる側なんですか？」
Y「そうだよ。ヒュニンアでもAのこと持ち上げられるよ」
「…増量します、わたし」
Y「うん、もっと太った方がいい」
「む……」
Y「ㅋㅋ」
私はヨンジュンさんにからかわれてるみたいだ
Y「もう1回寝よっかな〜〜」
「ふん、絵本でも読みましょうか？」
Y「ん じゃあお願いしよっかな」
まさか本当に絵本を読む気ではなかったから若干驚く
ヨンジュンさんに優しく手を握られ、彼の部屋に入った
ヨンジュンさんはベッドに寝転がる
Y「あれ、座んないの？」
「っえ、良いですよ、すぐ出るので」
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作者名：かなみや | 作成日時：2022年2月28日 13時
