第十七話 ページ19
「何。いむくん、いつの間にか仲良くなったん？美菜は？」
「えっと…美菜ちゃんは…」
初兎の質問に、ほとけが気まずそうに下を向いた。
フられた、なんて軽々と言えないだろう。
「私、自分の部屋に戻ります。」
私は、雰囲気最悪の二人を放って自室に戻った。
扉を閉めると、くつくつと笑いがあふれる。
喧嘩などの人の感情がよく見えることが、私の大好物。
「あーあ、おっかしい。
初兎マジでやらかしたねぇ？はははは！」
小さな小さな声。
カフェの店員でもなければ、暗い性格でもない。
人を自分で操ろうとする悪魔。
今度は、わざととなりの部屋に聞こえるように言った
「ふふ、それにしても、ないこったら馬鹿だねぇ。
「おい」
不意にドアが開いた。
予想通りすぎて笑える。
まあ相手が相手なので笑みは消し、扉の方向を睨みつけた。
「何。」
「初兎といむが喧嘩してるんだけど。何したの」
「別に何も。前みたいなこともうしてないし。」
ないこは覚えてるのかな。
………私が、女子の喧嘩に首を突っ込んだときのことを。
私は散々引っ掻き回してお互いに嘘を吹き込んだ挙げ句、喧嘩の様子を笑いながら観察していた。
結果、その女子達は絶交。
その内の何人かは転校していった。
その様子を一番近くで見ていたのは………
ないこ。
「どうだか。あれはもう病気に等しい。家事をするだけでいいから、これ以上犠牲者を出すな」
「私、今回は何もしてないけど。」
「は？」
ないこは目を見開く。
あまりのマヌケっぷりに、くすりと笑う
「今回の喧嘩の黒幕は、美菜だから。」
ラッキーメンバー
りうら
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兎ﾉ助 - 誤字する子ってかわいいよなぁ… (4月30日 21時) (
レス) @page37 id: 0423cd7255 (このIDを非表示/違反報告)
れん@美鳳のサブ(プロフ) - 兎ﾉ助さん» ご指摘ありがとうございます！なおしました！ (4月30日 7時) (レス) id: 02085023ec (このIDを非表示/違反報告)
兎ﾉ助 - あの…『誰かさんのせいでそう思っていまう｡』いまうって何ですか…? (4月29日 22時) (レス) @page27 id: 0423cd7255 (このIDを非表示/違反報告)
兎ﾉ助 - いれいすマメ知識！いむくんは酒を飲んだら泣きます｡←これが嫌でいむくんはあまり酒を飲みません。(あ､そうしろって言ってる訳じゃないからね?) (4月29日 21時) (レス) @page13 id: 0423cd7255 (このIDを非表示/違反報告)
れん@美鳳のサブ(プロフ) - Reru osi@#さん» はい、間違えてました。すみません…教えてくださり、ありがとうございます！ (4月27日 21時) (レス) id: 02085023ec (このIDを非表示/違反報告)
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