‖ ページ15
ケイタ視点
「あ、いた。ケイター!」
「!」
屋上の扉が開けられたかと思うと
牢屋側に向かって走ってきたのはズシシ。
「これ踏めばいいんだよな?」
少しもたついたものの何とか救出して貰えた。
「助かっ「あぁぁぁぁあぁぁぁっ!!」!?」
お礼の声を遮るようにして聞こえた叫び声。
『ロボロさーん』
「たすけっ…たすけてぇええぇえぇえっ!!」
急に黙ったかと思うと
体育館に誰かが捉えられています
という文字が出てきたので
捕まったんだと分かった。
けれど、体育館までは結構な距離がある。
「……」
「…カラダ…探すか…」
「だね。」
ズシシと別れ、階段を下った。
ずらりと並ぶ沢山の教室を見て、
少しやる気が無くなったのはさておき、
1番近かった教室に入った。
「!!?うぉ!!びっくりしたァ!!」
「!?…レウクラウドさん…」
「け、ケイタさん。」
扉を開けた途端、
面白いくらい反応するレウクラウドさん。
「なんか…カラダ、ありましたか?」
「いや…この階層大体見終わったんですけど…
ひとつも見つかんないんですよ…」
「本当に2人分のカラダ…あるんですかね…」
「怪しいところですね。」
開始早々そんな会話をしていると
階段下から声が聞こえてきた。
「あ、あった!!」
8人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神害(プロフ) - 727nznさん» 良いですよー (2020年8月9日 23時) (レス) id: 988739b1e6 (このIDを非表示/違反報告)
神害(プロフ) - 727nznさん» 申請失礼します(笑) (2020年8月9日 22時) (レス) id: 988739b1e6 (このIDを非表示/違反報告)
神害(プロフ) - 727nznさん» 何回もコメントありがとうございます!出てくるのはイツメンです(笑)更新がんばります。応援よろしくお願いします! (2020年8月9日 21時) (レス) id: 988739b1e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神害 | 作成日時:2020年8月9日 9時